
MEDICAL PRESENTATION
皮膚科医が教える、
猛暑から子供を守る
新習慣と正しい紫外線対策
2026.5.22 FRI
INTRODUCTION
年々厳しさを増す、日本の夏
2025年の日本の夏は統計開始以来最高気温を記録。平均気温は平年より2℃以上高く、3年連続で記録的高温が続いています。2026年も猛暑が予測されており、40℃以上の「酷暑日」も引き続き発生する見込みです。
記録的猛暑
35℃超
連日35℃を超える猛暑日が
年々増加
子供の熱中症搬送
最多
直近5年で子供の熱中症
救急搬送人員が過去最多4
肌トラブル急増
急増
あせも・接触性皮膚炎の
来院が年々増加
HEAT RISK
子供は「大人より暑い世界」で生きている
地面に近いほど、気温は高い
アスファルトの路面温度は真夏には60℃を超えることもあり、地面に近いほど照り返しと輻射熱の影響を強く受けます。身長が低い子供は、大人より過酷な熱環境の中で生活しています。
環境省 熱中症予防情報サイト9
子供の身長を想定した地上50cm、小学4年生〜中学生の140cm、大人の150cmの高さで比較観測。子供の高さでは暑さ指数(WBGT)が平均0.1〜0.3℃高く、風が弱く日射が強い日には2℃も高くなる事例あり
2025年の建築環境工学の研究でも、子供は身長が低いことで大人よりも地表面からの熱の影響を大きく受け、屋外での熱リスクが高いことが実証されています。11
サントリー × ウェザーマップ社 共同検証10
約 7℃ の差
都内ビル屋上 快晴・真夏日の実測値
MEDICAL INSIGHT 01
子供の肌は、大人よりずっと脆い
20–30%
乳幼児の角質層は大人より薄い2
角質層は肌の「バリア」。水分を保ち、紫外線や細菌から体を守る最前線の防御壁ですが、成人レベルに成熟するのは3〜4歳以降。それまで子供の肌は大人よりはるかに無防備です。
あせもの慢性化リスク
子供は汗腺密度が高く、汗管が詰まりやすい。医学文献でも汗疹は新生児・乳児に特に多く、汗腺の未熟さが主因。慢性化すると汗腺に永久的な損傷を引き起こし、発汗機能の低下から熱中症リスクが高まる悪循環に。3
MEDICAL INSIGHT 02
紫外線ダメージは「貯金」のように蓄積する
18歳までのUV曝露量
25%
生涯UV曝露量の約25%は
18歳までに浴びる6
メラノーマリスク
4.7倍
小児期の日焼けによる
悪性黒色腫リスク8
非メラノーマ皮膚がんリスク
8.2倍
メンデルランダム化研究で
因果関係を証明8
紫外線によるDNA損傷は、日焼けが治った後も細胞の中に「記憶」として残り、何十年もかけて蓄積。子供時代の紫外線対策は、20年後、30年後の健康を守るための投資なのです。7
LIMITATION
日傘やハンディファンでは、子供の外遊びを守れない
暑さ対策として日傘やハンディファンを使う方も多いですが、子供にとってはこれらにも限界があります。
効果の限界
環境省「まちなかの暑さ対策ガイドライン」によれば、日傘によるWBGT(暑さ指数)の低下効果は約1℃にとどまります。子供の高さでの+7℃という温度差を考えると、日傘だけでは到底カバーしきれません。
手がふさがる問題
日傘もハンディファンも、手がふさがってしまいます。走り回ったり、遊具で遊んだり、ボールを投げたり——子供の外遊びには両手が自由であることが不可欠です。暑さ対策のために遊びを制限しては本末転倒です。
専門機関の見解
CDC(米国疾病予防管理センター)12
子供には1日60分以上の中〜高強度の身体活動を推奨。屋外遊びは感覚発達、運動能力、社会性の発達に不可欠。
AAP(米国小児科学会)2025年3月再確認13
子供の暑熱環境下での活動を一律に制限するのではなく適切な衣類の選択と環境調整によって安全に活動を継続させるべき。
子供の外遊びを守りながら暑さ対策をするには、
手を使わず、着るだけで効果を発揮する「衣類」での対策が最も合理的
NEW STANDARD
「薄着にすれば涼しい」は、もう通用しない
連日35℃を超え、40℃に迫る日も珍しくなく、湿度も70%を超える環境では、従来の「薄着」の前提が通用しにくくなっています。外気温が皮膚温度を上回ると、薄着はかえって外からの熱を直接受けやすくなる側面も。
体温を下げるカギは「汗の蒸発」
特に注意すべきは「汗をかいていない状態」。一見快適に見えても、体温調節機能がうまく働いていないサインの可能性があります。汗1グラムが蒸発する際に約0.58キロカロリーの熱を奪う「気化熱」で体温は下がりますが、高温多湿の日本の夏では汗がなかなか蒸発せず、あせもや熱中症のリスクが跳ね上がります。
空調ウェアは「医学的に理にかなった」アプローチ
ファンで服の中に風を送り込み、肌表面の汗を強制的に蒸発。気化熱で皮膚温度を効果的に下げ、あせもの原因となる汗の滞留を防ぎ、肌環境をドライで快適に保ちます。
査読付き論文で実証14
40℃・湿度50%の環境下でも、ファン付きジャケットは深部体温の上昇を有意に抑制。直腸温 38.01℃ → 37.54℃(p=0.0023)。心拍数も157→137拍/分に低下。
皮膚科医が求める3つの条件
SOLUTION
fanqlo 空調ブルゾンが
3つの条件を同時に叶える
UPF50+のUVカット生地で紫外線を物理的に遮断しながら、ファンの風で汗を蒸発させ、皮膚温度を効果的に下げる。「薄着のジレンマ」をテクノロジーの力で解決します。
着るだけで効果を発揮するので、子供の両手は自由なまま。
DAILY CARE
ママ・パパに伝えたい日常のケア
お出かけ前
日焼け止めは出かける15分前に塗布。UVカット機能付きの空調ウェアを着用し、日焼け止めとの「二重防御」が理想的です。
お出かけ中
20〜30分に一度は声をかけ、日陰で休憩を。「顔が異常に赤い」「ぐったりしている」「汗が全く出ていない」は危険信号。子供の目線で暑さを判断してあげてください。
帰宅後
ぬるめのシャワーで汗と汚れを洗い流し、しっかり保湿ケア。首回り、肘の内側、膝の裏は特に丁寧に。
MESSAGE
「我慢しない」ことが最善の対策
現代の夏において、暑さや日差しを我慢することは医学的に推奨できません。特に子供に対しては、大人以上に積極的な対策が必要です。テクノロジーの進化により、涼しさも、紫外線対策も、おしゃれも、すべてを諦めなくてよい時代が来ています。
fanqlo BRAND CONCEPT
機能も、デザインも
我慢しない服
最新の機能性アイテムを賢く取り入れ、
子供たちが安全に、笑顔で夏を楽しめる環境を。
REFERENCES
[1] 気象庁 (2025). 気候変動監視レポート.
[2] Walters, R. M., et al. (2016). Skin Pharmacol Physiol, 29(3), 111-118.
[3] Guerra, K. C., et al. (2024). Miliaria. StatPearls.
[4] こども家庭庁 (2024). こどもの熱中症を防ぎましょう.
[5] Smith, C. J. (2019). Nutrients, 11(9), 2010.
[6] AAP (2011). Pediatrics, 127(3), 588-597.
[7] Gefeller, O. & Diehl, K. (2022). Children, 9(4), 537.
[8] Li, Y., et al. (2023). Environ Sci Pollut Res, 30(58), 122011-122023.
[9] 環境省 熱中症予防情報サイト. 生活の場における暑さ指数.
[10] サントリー × ウェザーマップ社 (2023). 「こども気温」共同検証実験.
[11] Qian, Y., et al. (2025). Building and Environment.
[12] CDC (2025). Outdoor Play and Safety for Children in ECE.
[13] Bergeron, M. F., et al. (2011, reaffirmed 2025). Pediatrics, 128(3), e741-e747.
[14] Hashimoto, K., et al. (2021). Sci Rep, 11, 21269.
