保険診療自費診療外用薬ワキの注射

多汗症の保険適用と自費治療|薬・注射・受診方法の違い

「多汗症」という診断名だけで保険・自費が決まるわけではありません。発汗部位、重症度、使う薬剤・製剤、施術、実施医療機関を一つずつ確認します。

Overview

保険適用を決める4つの確認点

Diagnosis

診断

原発性局所多汗症か、薬剤や基礎疾患が関係する続発性多汗症かを確認します。

Area

発汗部位

ワキ、手、足、頭部顔面などで承認されている薬剤と推奨される治療が異なります。

Severity

重症度と生活への支障

HDSSなどを用いて、仕事・学業・衣類・対人場面への影響を確認します。

Product

薬剤・製剤・実施施設

同じ通称の治療でも、製剤や適応が異なれば保険扱いは変わります。

Comparison

主な治療の保険・自費の考え方

ワキの外用抗コリン薬エクロックゲル、ラピフォートワイプなどは、原発性腋窩多汗症の診断と条件を満たす場合に保険適用となります。
手の外用抗コリン薬アポハイドローションは、原発性手掌多汗症の診断と条件を満たす場合に保険適用となります。
塩化アルミニウム製剤濃度・基剤・院内製剤・調剤方法などにより扱いが異なります。当院の30%塩化アルミニウム軟膏は自費診療です。薬剤ページで確認できます。
ボツリヌストキシン注射国内承認製剤による重度の原発性腋窩多汗症には保険適用となる場合があります。当院のワキの注射は自費診療で、手・足には行っていません。
腋臭症の手術診断、術式、実施医療機関などの条件を満たす場合に保険適用となる手術があります。当院で実施していない治療は対応施設を確認します。

Clinic

当院で相談できる治療

保険診療ワキ汗のエクロックゲル・ラピフォートワイプ、手汗のアポハイドローションなどを診断と皮膚状態に応じて検討します。
自費の外用治療提携薬局で調合する30%塩化アルミニウム軟膏を、ワキ・手・足で相談できます。最新の費用と受取方法は診療ページで確認してください。
自費の注射ワキのボツリヌストキシン注射を行っています。使用製剤、投与量、最新費用は施術ページと診察時に確認してください。
当院で行わない治療手・足のボツリヌストキシン注射、イオントフォレーシスは行っていません。必要に応じて他の選択肢を案内します。

Online

オンライン診療では総額を確認

診療区分・薬剤費・配送費をまとめて確認

オンライン診療は、診察料、システム利用料、薬剤費、調剤・配送費などの構成が対面診療と異なることがあります。診療区分や料金は更新されるため、東京オンラインクリニックの最新の多汗症治療ページと予約画面で確認してください。

オンライン診療の流れ

Questions

診察時に確認するチェックリスト

  • 病名と発汗部位、重症度は何か
  • 薬剤名・製剤名と、承認された効能・効果の範囲
  • 保険診療か自費診療か、初診から継続までの総額
  • 処方期間、通院またはオンライン再診の頻度
  • 副作用が出た場合の連絡先と対面受診の目安

Supervisor

監修医師

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長 吉井恭平
吉井恭平

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長

監修医師からのメッセージ

多汗症やワキのにおいは、周囲には伝わりにくくても、衣類、仕事、学業、人との距離感など日常生活へ大きく影響することがあります。治療を考える際は、汗の量だけを見るのではなく、いつから始まったか、どの部位に出るか、左右差や夜間の発汗があるか、どの程度生活に支障があるかを丁寧に整理することが大切です。診察では、原発性の多汗症か、薬やほかの病気が関係する発汗か、ワキガなど別の状態が重なっていないかを確認し、外用薬、内服薬、注射などから無理なく続けられる方法を一緒に検討します。オンラインで相談しやすい症状と、対面で皮膚の状態や検査を確認したほうがよい症状もありますので、一人で判断せず、気になる段階でご相談ください。

FAQ

よくある質問

多汗症なら必ず保険適用になりますか?

必ずではありません。原発性か続発性か、発汗部位、重症度、生活への支障、使用する薬剤・製剤・施術、実施医療機関などを確認します。

ワキの塗り薬は保険適用ですか?

原発性腋窩多汗症に対するエクロックゲル、ラピフォートワイプなど、承認された外用薬が保険適用となる場合があります。診断と禁忌、使い方を医師が確認します。

手汗の塗り薬は保険適用ですか?

原発性手掌多汗症に対するアポハイドローションなど、承認された外用薬が保険適用となる場合があります。症状と皮膚状態を診察して処方可否を判断します。

ワキ汗の注射は保険適用ですか?

国内承認製剤による重度の原発性腋窩多汗症は保険適用となる場合がありますが、製剤と実施条件の確認が必要です。当院のワキのボツリヌストキシン注射は自費診療です。