多汗症・ワキガ治療|汗の部位・におい・受診方法を整理
汗の量が多いのか、ワキのにおいが中心なのか、急に全身の汗が増えたのかで確認項目と治療は変わります。部位・始まり方・生活への支障を整理し、対面診療とオンライン診療を使い分けるための総合案内です。
First check
まず「汗」と「におい」を分けて考えます
相談時には、汗が多い部位、いつから続くか、左右差、夜間症状、生活への支障を確認します。
原発性局所多汗症
明らかな原因疾患がないまま、ワキ・手のひら・足の裏・頭部顔面など特定の部位に過剰な発汗が続く状態です。診断では持続期間と生活への支障も確認します。
続発性多汗症
薬剤、感染症、内分泌・代謝疾患、神経疾患などが背景にあることがあります。急な発症、全身性、夜間症状、ほかの体調変化が手掛かりです。
腋臭症(ワキガ)
ワキのにおいが中心の状態です。汗の量を抑える治療で蒸れ由来のにおいが軽くなる場合はありますが、発汗と腋臭症は同じ病態ではありません。
Symptoms
部位別に考える主な治療
| ワキ汗 | 保険適用となる外用抗コリン薬、塩化アルミニウム製剤、ボツリヌストキシン注射などを検討します。当院での対応範囲は池袋の多汗症治療ページで確認できます。 |
|---|---|
| 手汗 | 保険適用となる外用薬、塩化アルミニウム製剤、イオントフォレーシスなどを検討します。当院では外用薬を中心に相談し、手へのボツリヌストキシン注射とイオントフォレーシスは行っていません。 |
| 足汗 | 塩化アルミニウム製剤などを検討し、水虫・湿疹・かぶれがないかも確認します。当院では足へのボツリヌストキシン注射とイオントフォレーシスは行っていません。 |
| ワキのにおい | 制汗、洗浄、衣類の工夫だけでよいか、腋臭症として別の評価が必要かを分けます。ワキ汗とワキガの違いで、注射にできること・できないことを確認できます。 |
| 急な全身の汗 | 薬や基礎疾患の影響を確認します。胸痛、息苦しさ、意識の変化、強い動悸などを伴う場合は、オンライン診療を待たず救急受診を検討してください。 |
Route
対面診療とオンライン診療の使い分け
池袋院の対面診療
診察で皮膚の状態を確認し、必要に応じて検査や処置、注射の適応を判断します。
- 初めての急な発汗、全身性の発汗、強い左右差
- 皮膚炎・感染症・腋臭症との見分けが必要
- ワキのボツリヌストキシン注射を検討
東京オンラインクリニック
汗の部位、始まり方、生活への支障、服薬歴を問診し、オンラインで処方相談が可能か確認します。
- 症状が安定しており問診で経過を整理できる
- 外用薬・内服薬の適応や継続を相談したい
- 対面受診へ切り替える目安も確認したい
Guides
知りたい内容から詳しいページへ
Consultation
診察でよく伺うお悩み
以下は個人の治療結果ではなく、診察でよく聞く相談内容を要約したものです。
「緊張すると手汗で紙やスマートフォンが濡れ、仕事や学校で困ります」
「季節を問わずワキ汗の染みが気になります。においも同じ治療でよいでしょうか」
「市販の制汗剤でしみました。保険の塗り薬と自費治療の違いを知りたいです」
Triage
オンラインより対面診療を優先する症状
- 発汗が急に始まった、全身に広がった、左右差が強い
- 寝具を替えるほどの寝汗、発熱、体重減少、動悸、ふるえがある
- 胸痛、息苦しさ、意識の変化、低血糖が疑われる症状を伴う
- 新しい薬を始めてから汗が増えた
Supervisor
監修医師

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長
FAQ
よくある質問
汗が多いこととワキガは同じですか?
同じではありません。多汗症は主に汗の量が問題になる状態、腋臭症(ワキガ)はアポクリン汗腺由来の分泌物が皮膚表面で分解されて生じるにおいが中心です。両方が重なることもあります。
多汗症はオンラインだけで治療できますか?
問診と診察で相談しやすいケースはありますが、急に始まった全身の発汗、強い左右差、夜間の寝汗、発熱・動悸・体重減少などがある場合は、対面診療や検査を優先します。注射や処置も来院が必要です。
手汗のボツリヌストキシン注射は行っていますか?
池袋サンシャイン通り皮膚科で行っている多汗症のボツリヌストキシン注射はワキが対象です。手・足への注射とイオントフォレーシスは行っていません。
保険診療と自費診療はどう選びますか?
発汗部位、診断、重症度、薬剤や施術の承認・適応、実施医療機関によって異なります。先に保険と自費の違いを確認し、診察時に総額と通院方法を確認してください。