このページの結論

フィナステリドとデュタステリドは、どちらも男性AGAの進行を抑える薬です。進行度、治療歴、希望、副作用への不安を確認し、初回から適した薬を選びます。

Official Photo

フィナステリド・デュタステリドの公式製剤写真

実際に処方される製品・規格・包装は、診療内容や在庫状況により異なることがあります。製品の見た目の参考として掲載しています。

フィナステリド錠1mg「サワイ」の製剤写真
製剤写真:沢井製薬(公式製品情報より)。錠剤の色・表示・包装はメーカーや時期で異なることがあります。
デュタステリドカプセル0.5mgZA「サワイ」の製剤写真
製剤写真:沢井製薬(公式製品情報より)。カプセル剤・錠剤など剤形違いがあるため、処方時に薬剤名と規格を確認します。
Overview

まず押さえたいポイント

この記事で扱う範囲を、治療の目的・注意点・受診の目安に分けて整理します。

Role進行を抑える薬

AGAの原因に関わるDHTの影響を抑える目的で使います。髪を一気に増やす薬ではなく、進行を抑える土台として考えます。

Compareフィナステリドとデュタステリド

作用する酵素の範囲が異なるため、効果と副作用、既往歴を確認して選びます。

Timing数か月を目安に見直す

開始直後だけで判断せず、抜け毛や見た目の変化、体調を確認しながら継続・変更を相談します。

診察室から

フィナステリド・デュタステリドは診断と継続目標を確認します

日々の診察で患者さんにお伝えしているポイントを、できるだけ分かりやすくまとめます。

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長 吉井恭平
院長から患者さんへ
吉井 恭平池袋サンシャイン通り皮膚科 院長

AGA治療では、まず男性型脱毛症かどうかを確認し、現状維持を目指すのか、改善を目指すのかを相談します。効果は毎日の鏡では分かりにくいため、同じ条件の写真で6〜12か月単位に確認します。性機能や気分の変化も、言いにくいことを含めて伺います。

どんなときに考える?
成人男性の男性型脱毛症で、進行抑制を希望し、継続治療と定期評価を理解できる場合に検討します。
診察でお聞きすること
脱毛パターンと他疾患、年齢、肝疾患、性機能・気分、妊活、前立腺の病気やPSA(前立腺の検査値)の検査予定、使用中の育毛薬を確認します。
治療中に一緒に見ること
写真と抜け毛の経過を6〜12か月単位で確認し、性機能、乳房症状、気分変化、皮膚や白目が黄色くなる、強いだるさなど、服薬継続を確認します。
こんなときはご相談ください
診断が異なる、十分な継続で効果がない、重大な副作用や本人の希望変更がある場合は中止・変更を検討します。
参考資料を見る

公的資料や診療ガイドラインを踏まえた一般的な説明です。実際の処方や服用方法は、診察時の指示を優先してください。

主な確認資料:PMDA:プロペシア錠 医療用医薬品情報、PMDA:ザガーロカプセル 医療用医薬品情報、日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版。参考資料確認日:2026年9月11日

Price & choice

1か月分の薬剤料金と選び方

池袋院では、診察で選んだ薬を1か月分から処方します。

Finasteride

フィナステリド1mg/30錠

3,780円税込・1か月分

初めて進行抑制薬を使う方など、進行度と希望を確認して選びます。

Dutasteride

デュタステリド0.5mg/30カプセル

6,000円税込・1か月分

進行度や治療歴、希望により初回から選ぶことがあります。フィナステリド開始後も、数か月を目安に早めの変更を相談できます。

掲載している1か月分の薬剤料は、東京オンラインクリニックと同価格です。どちらを使用するかは診察で決定します。

Details

診察前に確認しておくこと

症状や薬の相談をスムーズにするため、事前に整理しておきたい情報です。

Check

確認する副作用

性欲低下、勃起機能の変化、肝機能、気分の変化などを確認します。気になる症状があれば中断や変更を含めて相談します。

  • 開始前の既往歴確認
  • 内服中の体調変化
  • 健康診断結果があれば持参
Check

取り扱いの注意

妊娠中または妊娠の可能性がある女性は、薬剤の取り扱いに注意が必要です。家庭内で保管場所を分けることも大切です。

  • 自己判断で分割しない
  • 他人に譲らない
  • 家族の手に触れにくい場所で保管
Treatment points

治療を始める前に知っておきたいこと

薬の役割と、安全に続けるための注意点を整理しています。

DepthDHTを抑える薬として理解する

フィナステリドとデュタステリドは、髪を直接増やす薬というより、AGAの進行に関わるDHTの影響を抑える薬として考えます。治療開始後も、抜け毛がすぐに止まるかどうかだけで判断せず、抜け毛や見た目の変化、体調を確認しながら経過をみます。

Depth女性や妊娠可能性のある方への取り扱い

これらの薬は男性AGAを対象にした薬で、女性、とくに妊娠中または妊娠の可能性がある方では取り扱いに注意が必要です。家族と薬を共有しない、自己判断で分割しない、保管場所を分けるなど、家庭内での扱いも確認します。

Depth気分の変化も副作用確認に含める

性機能や肝機能だけでなく、気分の落ち込みや不安が強くなるなど、普段と違う変化があれば相談してください。PMDAではフィナステリドの使用上の注意改訂も公表されており、治療中の体調変化を言葉にして伝えることが大切です。

Situations

こんな時はどう考える?

よくある相談を、受診時に確認する内容へ落とし込みます。

生え際が後退してきた

AGAの典型的な変化か、進み方と頭皮の状態を確認します。

まずは男性AGA治療の全体像と薬の適応を確認します。
頭頂部の地肌が目立つ

進行抑制薬に加えて、ミノキシジルなど発毛補助の併用を検討することがあります。

薬の役割を分けて考えます。
副作用が不安

副作用の頻度だけでなく、起きた時にどう対応するかを先に決めておくと続けやすくなります。

診察時に不安な症状を具体的に伝えてください。
Scalp treatment

頭皮キュアジェットは治療開始時から併用できます

内服薬でAGAの進行を抑えながら、頭皮へ直接アプローチする治療を同時に始める選択肢があります。導入する薬剤や施術間隔は、頭皮の状態と希望を確認してご案内します。

ミノキシジル外用薬ジュベルックボトックス
頭皮キュアジェットを詳しく見る
Visit flow

池袋院・オンライン診療の流れ

対面診療とオンライン診療のどちらからでも相談できます。

01受診方法を選ぶ池袋院への来院、または東京オンラインクリニックを選びます。
02問診・診察薄毛の経過、持病、服用薬、気になる副作用を確認します。
03治療内容を決める診察内容に合わせてフィナステリドまたはデュタステリドを処方します。
04経過を相談効果と体調を確認し、継続・変更・治療追加を相談します。
In-person池袋院で対面診療

頭皮の状態を直接確認したい方、頭皮キュアジェットの併用を希望する方へ。

池袋院をWEB予約
Online東京オンラインクリニック

通院時間を取りにくい方は、スマートフォンなどからAGAをご相談いただけます。

オンライン診療はこちら
Check Table

要点の整理

判断に迷いやすい点を表で確認します。

主な目的男性AGAの進行抑制です。発毛を促す治療とは役割が異なります。
向いている相談生え際・頭頂部の進行、家族歴がある薄毛、継続治療を検討している方。
注意が必要副作用が気になる方、肝機能が気になる方、妊娠中の方が薬に触れる可能性がある家庭。
医療従事者向けここからは専門情報です

適応、処方設計、安全管理、再評価を確認するための情報です。患者さんは上部の説明をご覧ください。

患者さん向け情報へ戻る ↑

FOR PRESCRIBERS / MEDICAL PROFESSIONALS

処方医向け:池袋のフィナステリド・デュタステリドの医学情報

診断、治療目標、薬剤選択、妊娠関連の曝露対策、安全性、効果判定を確認します。

男性型脱毛症の診断と進行度を確認し、薬剤名だけでなく患者背景と治療継続の可否を評価します。 正確な効能、用法、禁忌、施設要件は診察時点の最新電子添文・適正使用資料を優先してください。

最初の要点を開いています。必要な見出しを選択して確認できます。

適応判定診断・治療目標

問診、脱毛分布、頭皮所見、家族歴、経過から男性型脱毛症を評価し、円形脱毛症、瘢痕性脱毛症、休止期脱毛など別の脱毛症を鑑別します。開始前に進行抑制と発毛のどちらを主目的とするか共有します。

処方設計フィナステリド/デュタステリドの選択

承認効能、用法、患者の希望、既往歴、併用薬、これまでの反応を確認します。薬剤間の安易な併用や短期間での頻回な切替を避け、同じ条件の写真などで評価できる計画を作ります。

安全管理曝露・副作用・検査

妊娠中または妊娠の可能性がある方の曝露、製剤の取扱い、肝機能、性機能・気分変化など説明が必要な事項を最新電子添文で確認します。PSAを扱う診療では薬剤の影響を考慮します。

再評価継続・切替・終了

効果判定時期を事前に決め、写真、抜け毛、患者満足度、副作用、服薬状況を確認します。反応不十分時は診断、アドヒアランス、併存する頭皮疾患を見直してから治療変更を検討します。

SOURCES一次資料・診療ガイドライン

本節は医療従事者の情報確認を目的とした整理です。実際の処方は最新の電子添文、適正使用資料、診療ガイドライン、患者背景および施設要件に基づいて判断してください。監修:池袋サンシャイン通り皮膚科 院長 吉井恭平/最終医学レビュー:2026年8月13日

Doctor

監修医師

症状や治療歴によって、来院・オンライン相談・検査の必要性は変わります。

監修医師

吉井恭平池袋サンシャイン通り皮膚科院長フィナステリドやデュタステリドは、AGAの進行を抑える目的で使う薬です。効果だけでなく、性機能、肝機能、気分の変化、妊娠可能性のある方が薬に触れるリスクまで確認します。服用を始める前に、不安な副作用を具体的に共有しておくことが大切です。

FAQ

よくある質問

受診前に気になりやすい点をまとめました。

フィナステリドとデュタステリドは併用しますか?

通常は役割が近いため、自己判断で併用しません。どちらを選ぶかは症状、既往歴、副作用の不安を含めて診察で判断します。

最初からデュタステリドを選べますか?

進行度、治療歴、希望を確認し、初回からデュタステリドを選ぶことがあります。フィナステリドから開始した場合も、数か月を目安に変更を相談できます。

飲み始めてすぐ効果が出ますか?

すぐに見た目が変わる薬ではありません。抜け毛や見た目の変化を数か月単位で確認します。

初回からオンラインで相談できますか?

東京オンラインクリニックでは、初回からAGAのオンライン診療を選べます。頭皮症状の確認や施術を希望する場合は、池袋院での対面診療をご利用ください。