たるみ治療の選択肢|切らない治療法を医師が解説
- ✓ 切らないたるみ治療は、機器を用いた非侵襲的な方法で、ダウンタイムが少ない点が特徴です。
- ✓ 高周波(RF)、超音波(HIFU)、レーザー、スレッドリフトなど、多様な治療法から選択可能です。
- ✓ 患者さまのたるみの状態、期待する効果、予算、ダウンタイムの許容度に応じて最適な治療法を検討します。
たるみ治療とは?そのメカニズムと種類

たるみ治療とは、加齢や紫外線、重力などの影響で生じる皮膚や皮下組織の弾力性低下によって起こる顔や体のたるみを改善し、若々しい印象を取り戻すための医療行為です。近年、切開を伴わない「切らないたるみ治療」の需要が高まっています。国際美容外科学会(ISAPS)のデータによると、非外科的美容処置は世界的に増加傾向にあり、2022年には総美容処置の約60%を占めています[1]。これは、ダウンタイムの短さや手軽さから、より多くの患者さまに受け入れられていることを示しています。
皮膚のたるみはなぜ起こる?
皮膚のたるみは主に以下の要因によって引き起こされます。
- コラーゲン・エラスチンの減少と質の低下: 皮膚の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンは、皮膚の弾力性やハリを保つ重要なタンパク質です。加齢とともにこれらの生成が減少し、既存の線維も劣化することで、皮膚は弾力を失いたるみが生じます。
- 表情筋の衰え: 顔の表情筋が衰えると、皮膚を支える力が弱まり、たるみを助長します。
- 皮下脂肪の減少・移動: 皮下脂肪は顔のボリュームを保つ役割がありますが、加齢とともに減少したり、重力によって下垂したりすることで、たるみや凹凸が生じます。
- 骨格の変化: 骨密度の低下や骨吸収により、顔の骨格が変化することもたるみの一因となります。
切らないたるみ治療の基本的なメカニズム
切らないたるみ治療は、主に熱エネルギーや物理的な刺激を用いて、皮膚の深層にある真皮層やSMAS(スマス)層と呼ばれる筋膜に働きかけ、コラーゲンの生成を促進したり、組織を収縮させたりすることでたるみを改善します。具体的なメカニズムとしては、以下の点が挙げられます。
- 熱収縮: 熱エネルギー(高周波、超音波、レーザーなど)を組織に加えることで、既存のコラーゲン線維が即座に収縮し、引き締め効果をもたらします。
- コラーゲン新生: 熱による刺激や微細な損傷は、線維芽細胞を活性化させ、新しいコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。これにより、時間をかけて皮膚のハリと弾力性が向上します。
- 組織の再構築: 治療によって組織がリモデリング(再構築)され、長期的なたるみ改善効果が期待できます。
当院では、初診時に患者さまのたるみの状態を詳細に診察し、どの層にアプローチすべきかを丁寧に説明するようにしています。「以前に他の治療を受けたけれど、あまり効果が実感できなかった」とおっしゃる方も少なくありませんが、それはたるみの原因や深さに合わない治療を選択していた可能性もあるため、適切な診断が非常に重要です。
- SMAS(スマス)層とは
- SMAS(Superficial Musculoaponeurotic System)層は、顔の表情筋を覆う線維性の膜で、皮膚と脂肪組織の下に位置します。この層がたるむと、顔全体のたるみやほうれい線、マリオネットラインの形成に大きく影響します。外科的なフェイスリフトではこのSMAS層を引き上げますが、切らない治療では超音波(HIFU)などでこの層に熱エネルギーを与え、引き締めを図ります。
高周波(RF)治療とは?その効果と特徴
高周波(RF: Radiofrequency)治療とは、電磁波の一種である高周波エネルギーを皮膚に照射し、その熱作用によってたるみを改善する治療法です。皮膚の深部にある真皮層や皮下組織に熱を発生させ、コラーゲン線維の収縮と新生を促すことで、たるみの引き締めやハリ感の向上を目指します。1990年代後半から美容医療分野で利用され始め、非侵侵襲的なたるみ治療として確立されています[2]。
高周波(RF)治療のメカニズム
高周波エネルギーは、皮膚組織内の水分に反応してジュール熱を発生させます。この熱が真皮層のコラーゲン線維に到達すると、約60℃以上の温度でコラーゲン線維が即座に収縮(熱収縮)します。これにより、治療直後から引き締め効果を実感できることがあります。さらに、熱による刺激は線維芽細胞を活性化させ、数週間から数ヶ月かけて新しいコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。このコラーゲン新生が、長期的な皮膚のハリと弾力性の向上につながります。
高周波(RF)治療の種類
高周波治療には、主に以下の種類があります。
- モノポーラRF: 電極が一つで、体全体を電流が流れることで深部まで均一に熱を届けます。代表的な機器に「サーマクール」があります。広範囲のたるみや脂肪層へのアプローチに適しており、強力な引き締め効果が期待できます。
- バイポーラRF: 電極が二つあり、その電極間で電流が流れるため、比較的浅い層に集中的に熱を届けます。目の周りや口元など、デリケートな部位の引き締めに適しています。
- マルチポーラRF: 複数の電極を用いて、より広範囲かつ均一に熱を届けます。痛みが少なく、リラックスして受けられることが多いです。
- マイクロニードルRF: 微細な針(マイクロニードル)を皮膚に刺入し、その先端から高周波を照射します。皮膚表面へのダメージを抑えつつ、真皮層に直接熱エネルギーを届けることで、より高いコラーゲン新生効果と肌質改善が期待できます。
当院では、患者さまの「フェイスラインのたるみが気になる」「まぶたの重さが気になる」といった具体的なお悩みに応じて、モノポーラRFやバイポーラRFの機器を使い分けています。特に、まぶたのたるみに対しては、専用のチップを用いたモノポーラRFが効果的であるという報告もあり、アジア人のまぶたの引き締めにも有効性が示されています[4]。治療を始めて数ヶ月ほどで「顔全体が引き締まった」「ファンデーションのノリが良くなった」とおっしゃる方が多いです。
高周波(RF)治療のメリット・デメリット
- メリット:
- 切開不要でダウンタイムが比較的短い。
- 肌のハリや弾力性の向上、小じわの改善も期待できる。
- 顔だけでなく、首やボディのたるみにも適用可能。
- デメリット:
- 効果の現れ方には個人差がある。
- 治療中の熱感や痛みを伴う場合がある(麻酔クリームなどで軽減可能)。
- 治療後に一時的な赤みや腫れが生じることがある。
高周波治療は、ペースメーカーや埋め込み型除細動器を使用している方、妊娠中の方、皮膚に金属プレートや金の糸などを挿入している方には適用できません。必ず事前に医師に申告してください。
超音波(HIFU)治療とは?その効果と特徴

超音波(HIFU: High-Intensity Focused Ultrasound)治療とは、高密度の超音波エネルギーを皮膚の深層にあるSMAS層や真皮層に集中的に照射することで、組織を熱凝固させ、たるみを引き締める治療法です。外科手術でしかアプローチできなかったSMAS層に非侵襲的に働きかけることができるため、「切らないフェイスリフト」とも呼ばれています。HIFUは、当初は前立腺がん治療などにも用いられていましたが、美容医療分野では2000年代後半からたるみ治療に応用されています。
超音波(HIFU)治療のメカニズム
HIFUは、虫眼鏡で太陽光を集めるように、一点に超音波エネルギーを集中させます。この集中した超音波エネルギーが、ターゲットとなる皮膚の深層(真皮深層、皮下脂肪層、SMAS層)に到達すると、約65〜75℃の熱を発生させます。この熱によって、ターゲット組織は熱凝固(タンパク質の変性)を起こし、即座に収縮します。この収縮が、治療直後のリフトアップ効果として現れます。
さらに、熱凝固によって生じた微細な損傷は、創傷治癒プロセスを活性化させ、数週間から数ヶ月かけて新しいコラーゲンやエラスチンの生成を強力に促進します。これにより、皮膚のハリと弾力性が徐々に向上し、長期的なたるみ改善効果が期待できます。
超音波(HIFU)治療の種類
HIFU治療には様々な機器がありますが、基本的な原理は共通しています。主な違いは、照射深度のバリエーション、照射方式(点状照射、線状照射など)、そして安全性と効果を高めるための独自の技術にあります。代表的な機器としては、「ウルセラ(Ulthera)」「ダブロ(Doublo)」「ウルトラフォーマー(Ultraformer)」などがあります。これらはそれぞれ異なるカートリッジを使用し、1.5mm、3.0mm、4.5mmといった異なる深さに超音波を届けることで、皮膚の表層からSMAS層まで多層的にアプローチすることが可能です。
- 1.5mm深度: 真皮浅層にアプローチし、肌のキメや毛穴の引き締め、小じわの改善に効果が期待されます。
- 3.0mm深度: 真皮深層から皮下脂肪層にアプローチし、コラーゲン生成を促進し、ハリ感の向上やたるみの引き締めに寄与します。
- 4.5mm深度: SMAS層にアプローチし、顔全体のリフトアップ効果を最も強く発揮します。
当院の診察では、患者さまが「顔全体が下がってきた気がする」「ほうれい線が深くなった」と訴える際に、HIFU治療を検討することが多いです。特に、たるみの原因がSMAS層の緩みにあると判断した場合、HIFUは非常に有効な選択肢となります。治療後のフォローアップでは、副作用の有無だけでなく、治療を継続できているか、効果の実感があるかを確認するようにしています。「1ヶ月ほどで顔がすっきりした感じがする」といったお声をいただくこともあり、その効果を実感しています。
超音波(HIFU)治療のメリット・デメリット
- メリット:
- 切開不要でダウンタイムがほとんどない。
- SMAS層に直接アプローチできるため、高いリフトアップ効果が期待できる。
- 治療効果が数ヶ月かけて徐々に現れ、持続期間が比較的長い(半年〜1年程度)。
- デメリット:
- 治療中にチクチクとした痛みや熱感を感じることがある。
- 治療後に一時的な赤み、腫れ、むくみ、しびれ感が生じることがある。
- 効果の現れ方や持続期間には個人差がある。
レーザー・光治療とは?肌質改善とたるみへのアプローチ
レーザー・光治療とは、特定の波長の光エネルギーを皮膚に照射することで、肌の様々な悩みを改善する治療法です。たるみ治療においては、主に真皮層のコラーゲン生成を促進し、肌のハリや弾力性を向上させることを目的とします。レーザーは単一の波長の光を、光治療(IPLなど)は複数の波長の光を照射します。レーザーによる皮膚の引き締めは、非外科的なフェイスリフトの選択肢として注目されています[3]。
レーザー・光治療のメカニズム
たるみ治療に用いられるレーザーや光治療は、主に真皮層の水分やヘモグロビン、メラニン色素に吸収される波長を使用します。光エネルギーが吸収されると熱に変換され、この熱が真皮層の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。また、熱作用によって既存のコラーゲン線維が収縮し、即時的な引き締め効果も期待できます。
特に、フラクショナルレーザーと呼ばれる治療法では、皮膚にごく微細な穴を多数開けることで、皮膚の自然治癒力を高め、新しい皮膚組織への再生を促します。これにより、肌の入れ替えと同時にコラーゲン生成を強力に促進し、たるみだけでなく、毛穴の開き、ニキビ跡、小じわなど、複合的な肌悩みの改善が期待できます。
たるみ治療に用いられる主なレーザー・光治療
- ロングパルスYAGレーザー: 皮膚の深部にまで熱エネルギーを届け、コラーゲン生成を促進します。肌の引き締め、ハリ感アップ、毛穴の改善に効果が期待されます。
- フラクショナルレーザー(CO2フラクショナル、エルビウムヤグフラクショナルなど): 皮膚に微細な熱損傷を与え、創傷治癒過程でコラーゲン新生を促します。肌の入れ替え効果が高く、たるみだけでなく、肌質全体の若返りに貢献します。
- IPL(Intense Pulsed Light): 広範囲の波長を持つ光を照射し、シミ、そばかす、赤み、毛穴の開きなど、複数の肌悩みを同時に改善します。真皮層への熱作用により、軽度のたるみやハリ感の改善も期待できます。
当院では、患者さまが「肌のハリがなくなってきた」「小じわとたるみが気になる」と相談される際に、レーザーや光治療を提案することがあります。特に、肌全体のトーンアップや質感改善も同時に希望される方には、これらの治療が適しているケースが多いです。問診の際に患者さまの肌質や生活習慣を詳しく伺うことで、最適な治療プランを立てるようにしています。
レーザー・光治療のメリット・デメリット
- メリット:
- たるみだけでなく、シミ、そばかす、赤み、毛穴など、複合的な肌悩みを改善できる。
- 肌質そのものの改善が期待できる。
- ダウンタイムが比較的短い治療が多い。
- デメリット:
- 治療中の痛みや熱感を伴うことがある。
- 治療後に一時的な赤み、腫れ、かさぶた(フラクショナルレーザーの場合)が生じることがある。
- 紫外線対策が必須となる。
スレッドリフト(糸リフト)とは?物理的な引き上げ効果

スレッドリフト(糸リフト)とは、医療用の特殊な糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ組織を物理的に引き上げることで、リフトアップ効果を得る治療法です。切開を伴わないため、ダウンタイムが比較的短く、自然な仕上がりが期待できることから、近年人気が高まっています。使用される糸は、体内で吸収されるタイプと吸収されないタイプがありますが、美容医療では吸収性の糸が主流です。
スレッドリフトのメカニズム
スレッドリフトの主なメカニズムは以下の2つです。
- 物理的な引き上げ: 特殊なコグ(突起)やバーブ(トゲ)が付いた糸を皮下組織に挿入し、たるんだ組織を物理的に持ち上げ、固定します。これにより、フェイスラインの引き締めやほうれい線、マリオネットラインの改善など、即時的なリフトアップ効果が期待できます。
- コラーゲン生成促進: 挿入された糸は、周囲の組織に刺激を与え、線維芽細胞を活性化させます。これにより、新しいコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、糸が吸収された後も肌のハリや弾力性が維持される効果が期待できます。
スレッドリフトの種類
スレッドリフトに使用される糸には、様々な素材や形状があります。主な種類は以下の通りです。
- PDO(ポリジオキサノン): 約6〜8ヶ月で体内に吸収される吸収性の糸です。コラーゲン生成促進効果が高く、肌のハリ改善にも寄与します。
- PCL(ポリカプロラクトン): PDOよりも吸収が緩やかで、約1〜2年かけて吸収されます。柔軟性があり、自然な仕上がりが期待できます。
- PLA(ポリ乳酸): 約1〜2年かけて吸収される吸収性の糸で、コラーゲン生成を強力に促進します。
- 非吸収性の糸: 永久的な効果を謳うものもありますが、感染や異物反応のリスクがあるため、現在ではあまり推奨されません。
糸の形状も、コグ(トゲ)の有無や形状、本数など様々で、患者さまのたるみの状態や希望するリフトアップの程度に応じて最適な糸を選択します。当院では、初診時に「すぐに効果を実感したい」「メスを入れるのは抵抗がある」と相談される患者さまに、スレッドリフトを提案することがよくあります。実際の診療では、患者さまの顔のたるみ具合だけでなく、皮膚の厚みや脂肪の量、表情筋の動きなども考慮して、糸の種類や挿入する本数、方向を決定することが重要なポイントになります。
スレッドリフトのメリット・デメリット
- メリット:
- 切開不要で、即時的なリフトアップ効果が期待できる。
- ダウンタイムが比較的短い。
- コラーゲン生成促進効果により、肌のハリ改善も期待できる。
- デメリット:
- 治療中に痛みや引きつれ感を感じることがある(局所麻酔を使用)。
- 治療後に一時的な腫れ、内出血、引きつれ感、凹凸が生じることがある。
- 効果の持続期間には限りがあり、定期的なメンテナンスが必要となる場合がある。
- 稀に感染や糸の露出などの合併症のリスクがある。
切らないたるみ治療の選び方と注意点
切らないたるみ治療には様々な選択肢があり、それぞれ効果のメカニズム、適応、ダウンタイム、費用などが異なります。ご自身のたるみの状態やライフスタイルに合った最適な治療法を選ぶことが重要です。
たるみの種類と治療法の適応
たるみは大きく分けて、皮膚の表面的なハリの低下、皮下脂肪の減少や下垂、SMAS層の緩みなど、様々な要因が複合的に絡み合って生じます。そのため、ご自身のたるみの主な原因がどこにあるのかを理解することが、適切な治療法を選ぶ第一歩となります。
- 軽度のたるみ・肌のハリ低下: レーザー・光治療、高周波治療(特にバイポーラRFやマイクロニードルRF)が適している場合があります。真皮層のコラーゲン生成を促進し、肌全体の質感を改善します。
- 中程度のたるみ・フェイスラインの緩み: 高周波治療(モノポーラRF)や超音波治療(HIFU)が有効な選択肢です。SMAS層や深部の真皮層にアプローチし、強力な引き締め効果が期待できます。
- 重度のたるみ・即時的なリフトアップを希望: スレッドリフトが適している場合があります。物理的に組織を引き上げることで、即時的な効果を実感しやすいです。他の治療と組み合わせることで、相乗効果も期待できます。
各治療法の比較表
主要な切らないたるみ治療の比較を以下の表にまとめました。
| 項目 | 高周波(RF) | 超音波(HIFU) | レーザー・光治療 | スレッドリフト |
|---|---|---|---|---|
| 主な作用層 | 真皮〜皮下脂肪 | SMAS層〜真皮深層 | 真皮浅層〜真皮深層 | 皮下組織 |
| 主な効果 | 引き締め、ハリ、肌質改善 | リフトアップ、引き締め | ハリ、肌質改善、小じわ、シミ | 即時的なリフトアップ |
| ダウンタイム | ほぼなし〜数日 | ほぼなし〜数日 | ほぼなし〜1週間 | 数日〜1週間程度 |
| 痛み | 熱感、チクチク感 | 熱感、チクチク感、骨に響く感じ | 熱感、ゴムで弾かれるような痛み | 局所麻酔下で実施、術後引きつれ感 |
| 持続期間 | 半年〜1年 | 半年〜1年半 | 数ヶ月〜半年 | 半年〜1年半(糸の種類による) |
治療選択の際の注意点
- 医師との十分なカウンセリング: ご自身のたるみの状態や悩みを正確に伝え、医師から各治療法のメリット・デメリット、リスク、費用、ダウンタイムについて十分な説明を受けることが重要です。当院では、患者さまの期待値と治療で得られる効果の間にギャップが生じないよう、丁寧なカウンセリングを心がけています。
- 治療機器の選択: 同じ高周波治療や超音波治療でも、使用する機器によって特性や効果に違いがあります。実績のある医療機関で、ご自身に合った機器を提案してもらうことが大切です。
- ダウンタイムの考慮: 切らない治療とはいえ、赤み、腫れ、内出血などのダウンタイムが全くないわけではありません。ご自身のスケジュールに合わせて治療時期を検討しましょう。
- 継続的なケアの重要性: どの治療法も、一度受ければ永久に効果が持続するわけではありません。効果を維持するためには、定期的なメンテナンスや、日々のスキンケア、生活習慣の見直しも重要です。
美容医療は自由診療であり、費用は医療機関によって異なります。また、保険適用外となりますので、事前に料金体系をよく確認し、納得した上で治療を受けるようにしてください。
まとめ
たるみ治療の選択肢として、切開を伴わない非侵襲的な治療法は、ダウンタイムが少なく、手軽に受けられることから人気を集めています。高周波(RF)治療、超音波(HIFU)治療、レーザー・光治療、スレッドリフトなど、それぞれ異なるメカニズムと特徴を持ち、患者さまのたるみの状態や希望に応じて最適な治療法が選択されます。これらの治療は、皮膚のコラーゲン生成を促進したり、組織を物理的に引き上げたりすることで、肌のハリや弾力性を回復させ、若々しい印象を取り戻すことを目指します。治療選択にあたっては、専門医との十分なカウンセリングを通じて、ご自身の状態に最も適した方法を見つけることが重要です。継続的なケアと適切な治療計画により、長期的なたるみ改善効果が期待できます。
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よくある質問(FAQ)
- Lina Triana, René M Palacios Huatuco, Gianluca Campilgio et al.. Trends in Surgical and Nonsurgical Aesthetic Procedures: A 14-Year Analysis of the International Society of Aesthetic Plastic Surgery-ISAPS.. Aesthetic plastic surgery. 2024. PMID: 39103642. DOI: 10.1007/s00266-024-04260-2
- David J Narins, Rhoda S Narins. Non-surgical radiofrequency facelift.. Journal of drugs in dermatology : JDD. 2004. PMID: 14558396
- Macrene Alexiades-Armenakas. Laser skin tightening: non-surgical alternative to the face lift.. Journal of drugs in dermatology : JDD. 2006. PMID: 16573268
- Dong-Hye Suh, Jae Eun Choi, Sang Jun Lee et al.. Tightening of the eyelids with monopolar radiofrequency in Asians.. Lasers in medical science. 2025. PMID: 41402632. DOI: 10.1007/s10103-025-04788-y
- ピレスパ(リモデリン)添付文書(JAPIC)