ボトックス注射とは?効果・副作用・料金を医師が解説
- ✓ ボトックス注射は、表情じわやエラの張りを改善する治療法です。
- ✓ 施術部位ごとの料金相場や、効果の持続期間には個人差があります。
- ✓ 副作用のリスクを理解し、信頼できる医療機関で施術を受けることが重要です。
ボトックス注射は、ボツリヌス菌が産生する天然のタンパク質であるボツリヌストキシンを有効成分とする薬剤を、筋肉や腺に注入することで、その働きを一時的に抑制する治療法です。主に美容医療分野で、表情じわの改善や小顔効果、多汗症の治療などに用いられますが、神経疾患の治療にも応用されています[2]。この治療は、神経伝達物質であるアセチルコリンの放出を阻害し、筋肉の収縮を弱めることで効果を発揮します[5]。
- ボツリヌストキシンとは?
- ボツリヌス菌が産生する7種類の神経毒素のうち、A型毒素を主成分とするタンパク質です。医療分野では、この毒素を精製・希釈し、特定の筋肉の過活動を抑制する目的で使用されます。表情じわの改善、多汗症、斜視、痙性斜頸など、幅広い疾患の治療に用いられています[5]。
池袋でボトックス注射(しわ取り)|額・眉間・目尻の料金

ボトックス注射によるしわ取り治療は、表情筋の過剰な動きによって生じるしわ、特に額、眉間、目尻のしわに高い効果が期待できます。当院では、患者様一人ひとりの表情筋の動きやしわの深さを丁寧に評価し、最適な注入量と部位を決定しています。
ボトックス注射によるしわ取りの効果とは?
ボトックス注射は、表情筋の動きを一時的に抑制することで、しわを目立たなくさせる効果があります。例えば、額の横じわ、眉間の縦じわ、目尻の笑いじわ(カラスの足跡)など、表情を作る際にできる「表情じわ」に特に有効です[3]。注入後、通常2~3日程度で効果が現れ始め、1~2週間で安定します。効果の持続期間は個人差がありますが、一般的には3~6ヶ月程度とされています。定期的に治療を継続することで、しわの進行を遅らせる効果も期待できます。
当院では、初診時に「眉間のしわが深くなってきて、不機嫌に見られるのが悩みです」と相談される患者さまも少なくありません。実際に治療を始めて3ヶ月ほどで「しわが薄くなって、表情が穏やかになったと言われるようになりました」とおっしゃる方が多いです。問診の際に患者さまの表情の癖を詳しく伺うようにしています。
額・眉間・目尻のボトックス注射の料金相場は?
ボトックス注射の料金は、注入する部位、使用する薬剤の種類(製剤)、注入量、そしてクリニックによって大きく異なります。一般的な料金相場を以下に示します。
| 部位 | 一般的な料金相場(1回あたり) | 特徴 |
|---|---|---|
| 額 | 15,000円~50,000円程度 | 横じわの改善 |
| 眉間 | 15,000円~40,000円程度 | 縦じわの改善 |
| 目尻 | 15,000円~40,000円程度 | 笑いじわの改善 |
| その他(あご、鼻根など) | 10,000円~30,000円程度 | 部位による |
これらの料金はあくまで目安であり、使用するボトックス製剤の種類(例: ボトックスビスタ、ゼオミンなど)や、注入する単位数(ユニット数)によって変動します。当院では、患者様の予算と希望に応じて最適なプランを提案し、明確な料金体系で安心して治療を受けていただけるよう努めています。また、初回限定割引や複数部位の同時施術割引などを設けている場合もありますので、詳細はお問い合わせください。
ボトックス注射は自由診療となるため、保険適用外です。費用については事前にクリニックに確認し、納得した上で治療を受けるようにしましょう。
池袋でエラボトックス(小顔注射)|効果と持続期間

エラボトックス注射は、発達した咬筋(こうきん)にボツリヌストキシンを注入することで、筋肉のボリュームを減少させ、顔の輪郭をシャープにする小顔治療です。当院では、患者様の顔全体のバランスを考慮し、自然な小顔効果を目指した施術を心がけています。
エラボトックスの効果とは?
エラボトックス注射は、奥歯を噛みしめたときにエラの部分が盛り上がる「咬筋肥大」が原因で顔が大きく見える方に特に有効です。ボツリヌストキシンを咬筋に注入することで、筋肉の働きを抑制し、徐々に筋肉が萎縮(いしゅく)することで、エラ張りが改善され、すっきりとした小顔効果が期待できます。また、歯ぎしりや食いしばりの改善にもつながる場合があります。
効果は注入後2~4週間程度で現れ始め、3~6ヶ月程度持続することが一般的です。効果が切れる前に定期的に注入を繰り返すことで、より持続的な小顔効果を維持できるとされています。当院では、初診の問診で「朝起きると顎がだるい」「歯ぎしりを指摘される」といったお悩みを伺うことも多く、エラボトックスがこれらの症状の改善にも寄与するケースをよく経験します。処方後のフォローアップでは、副作用の有無だけでなく、治療を継続できているか、効果の実感があるかを確認するようにしています。
エラボトックスの持続期間と施術頻度は?
エラボトックスの効果持続期間は、個人差や注入量、使用する製剤によって異なりますが、一般的には3~6ヶ月程度です。効果を維持するためには、この期間を目安に定期的な施術が推奨されます。繰り返し施術を受けることで、咬筋のボリュームがさらに減少し、効果の持続期間が長くなる傾向も見られます。
ただし、過度な頻度での注入は、筋肉の過度な萎縮や表情の変化につながる可能性もあるため、医師と相談しながら適切な施術間隔を決定することが重要です。当院では、患者様の咬筋の状態や生活習慣(食いしばりの有無など)を考慮し、最適な施術プランを提案しています。例えば、硬い食べ物を好む方やストレスによる食いしばりが多い方には、効果の持続期間が短くなる傾向があるため、その点を踏まえた上で次の施術時期を相談しています。
ボトックスの副作用と失敗しないためのポイント
ボトックス注射は比較的安全性の高い治療法ですが、医療行為である以上、副作用やリスクが全くないわけではありません。これらの可能性を理解し、適切な医療機関で施術を受けることが、安全かつ満足のいく結果を得るための鍵となります。
ボトックス注射の主な副作用とは?
ボトックス注射の主な副作用には、以下のようなものが挙げられます。
- 内出血・腫れ・痛み: 注入部位に一時的な内出血、腫れ、軽度の痛みが生じることがあります。これらは通常、数日から1週間程度で自然に治まります。
- 表情の不自然さ: 注入量や注入部位が不適切だと、表情がこわばったり、左右差が生じたり、まぶたが下がったり(眼瞼下垂)する可能性があります。これはボツリヌストキシンが意図しない筋肉に作用することで起こりえます。
- アレルギー反応: まれに、ボツリヌストキシンや製剤に含まれる成分に対してアレルギー反応(発疹、かゆみなど)を起こすことがあります。
- 頭痛: 注入後に一時的な頭痛を訴える方もいますが、通常は軽度で自然に改善します。
- 感染症: 非常に稀ですが、注入部位から細菌が侵入し感染症を引き起こす可能性があります。
これらの副作用のほとんどは一時的なものであり、時間の経過とともに改善することが多いです。しかし、表情の不自然さなどは、患者様にとって精神的な負担となることがあります。当院では、施術前にこれらのリスクについて十分に説明し、患者様が納得した上で治療を選択できるよう配慮しています。また、万が一副作用が生じた場合でも、迅速かつ適切に対応できる体制を整えています。
ボトックス注射で失敗しないためのポイントは?
ボトックス注射で失敗を避けるためには、以下のポイントが重要です。
- 経験豊富な医師を選ぶ: ボトックス注射は、注入量や注入部位、深さによって効果や副作用が大きく変わるため、解剖学の知識と豊富な経験を持つ医師による施術が不可欠です。当院では、医師の技術力と経験が結果を左右すると実感しており、患者様の骨格や筋肉の付き方を詳細に診察した上で、ミリ単位での調整を心がけています。
- カウンセリングを重視する: 治療前に十分なカウンセリングを受け、医師と患者様の間で仕上がりのイメージを共有することが重要です。期待できる効果、リスク、ダウンタイムなどについて詳しく説明を受け、疑問点は全て解消しておきましょう。
- 正規の薬剤を使用しているか確認する: 粗悪な製剤や個人輸入された薬剤は、効果が不安定であったり、重篤な副作用を引き起こすリスクがあります。厚生労働省の承認を受けた正規のボトックス製剤(例: ボトックスビスタ[5]、ゼオミンなど)を使用しているクリニックを選びましょう。
- アフターフォロー体制の確認: 施術後に万が一トラブルが発生した場合に、迅速かつ適切に対応してくれるクリニックを選ぶことが大切です。
実際の診療では、患者さまが過去に他院で受けたボトックス注射で「左右差が出てしまった」「表情が全く動かなくなってしまった」といったご経験を話されることもあります。このようなケースでは、特に慎重な診察と、患者さまとの綿密なコミュニケーションを通じて、前回の経験を踏まえた上で最適な治療計画を立てるようにしています。当院では、オンライン診療で事前の相談も受け付けており、遠方の方でも安心してご相談いただけます。
まとめ

ボトックス注射は、表情じわの改善、小顔効果、多汗症治療など、幅広い美容医療のニーズに応える有効な治療法です。ボツリヌストキシンが神経伝達物質の放出を阻害し、筋肉の動きを抑制することで効果を発揮します。しわ取り治療では、額、眉間、目尻の表情じわに特に有効で、エラボトックスは咬筋のボリュームを減らし、小顔効果をもたらします。効果の持続期間は3~6ヶ月程度が一般的で、定期的な施術で効果を維持できます。しかし、内出血、腫れ、表情の不自然さなどの副作用のリスクも存在するため、経験豊富な医師による適切なカウンセリングと施術、そして正規の薬剤の使用が不可欠です。信頼できる医療機関を選び、リスクと効果を十分に理解した上で治療を受けることが、安全で満足のいく結果を得るための重要なポイントとなります。
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よくある質問(FAQ)
- Sabrina Guillen Fabi, Je-Young Park, Kate Goldie et al.. Microtoxin for Improving Pore Size, Skin Laxity, Sebum Control, and Scars: A Roundtable on Integrating Intradermal Botulinum Toxin Type A Microdoses Into Clinical Practice.. Aesthetic surgery journal. 2023. PMID: 36857534. DOI: 10.1093/asj/sjad044
- Wen-Ming Zhou, Ze-Yuan Lei, Yong-Qiang Shi et al.. Intrathecal Injection of Botulinum Toxin Type A has an Analgesic Effect in Male Rats CCI Model by Inhibiting the Activation of Spinal P2X4R.. Neurochemical research. 2023. PMID: 37336823. DOI: 10.1007/s11064-023-03969-x
- E Vargas-Laguna, N Silvestre-Torner, K Magaletskyy-Kharachko. [Translated article] Botulinum Toxin for Aesthetic Use in Facial and Cervical Regions: A Review of the Techniques Currently Used in Dermatology.. Actas dermo-sifiliograficas. 2025. PMID: 39722351. DOI: 10.1016/j.ad.2024.12.007
- Shiri Nawrocki, Jisun Cha. Botulinum toxin: Pharmacology and injectable administration for the treatment of primary hyperhidrosis.. Journal of the American Academy of Dermatology. 2020. PMID: 31811879. DOI: 10.1016/j.jaad.2019.11.042
- ボトックス(ボトックス)添付文書(JAPIC)
- ボトックス(ボツリヌス毒素)添付文書(JAPIC)




































