メニュー
池袋サンシャイン通り皮膚科の診療スペース
Sildenafil / Viagra

シルデナフィル(バイアグラ等)とは

シルデナフィルは、バイアグラと同じ有効成分のED治療薬です。性行為の約1時間前を目安に使う薬で、食事の影響、硝酸薬との併用禁忌、心血管リスクを確認してから処方を判断します。

短時間型食事の影響硝酸薬禁忌バイアグラ
01

シルデナフィル(バイアグラ等)の位置づけ

ED治療薬は、薬の名前だけで選ばず、使う場面、併用薬、心血管リスク、生活習慣病を確認して選びます。

向きやすい相談

予定が比較的決まっていて、短時間型のED治療薬から試したい方で検討します。

注意したい場面

高脂肪食、飲酒量が多い日、頭痛やほてりが出やすい方、視覚症状が気になる方は相談が必要です。

診察での確認

硝酸薬、胸痛、血圧、肝腎機能、高齢、過去のED薬の副作用を確認します。

表は左右に動かして確認できます

一般名シルデナフィルクエン酸塩
分類PDE5阻害薬、勃起不全治療剤
使われる場面勃起不全の治療。性的刺激に伴う勃起反応を助ける薬で、性欲を高める薬ではありません。
飲み方の考え方通常は性行為の約1時間前を目安に服用します。投与間隔は24時間以上あけます。
食事との関係食事と一緒に服用すると、空腹時より効果発現が遅れることがあります。
シルデナフィル錠50mgVI「キッセイ」の製剤写真
製剤写真:キッセイ薬品工業(公式製品情報より)。実際に処方される薬の種類・規格・包装は診察時にご確認ください。
診察時に確認したいこと
  • 狭心症治療薬、ニトログリセリン、硝酸薬、NO供与薬の使用有無。
  • 胸痛、息切れ、最近の心筋梗塞・脳梗塞、血圧の状態。
  • 食事・飲酒との関係、効き始め、頭痛・ほてり・視覚症状の有無。
診療

シルデナフィルは飲み合わせと服用条件を確認します

薬を選ぶ前の確認点と、治療を見直す目安をお伝えします。

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長 吉井恭平

FROM THE CLINIC

吉井 恭平池袋サンシャイン通り皮膚科 院長

シルデナフィルでは、効き方を比べる前に、併用薬と心臓・血圧の状態を確認します。特に狭心症の薬は、毎日飲む薬だけでなく、発作時に使う舌下錠や貼り薬もお伝えください。効きにくかった場合は、食事、飲む時刻、性的刺激、緊張などを振り返ります。1回の結果だけで増量したり、ほかのED薬を追加したりせず、安全に使える条件を一緒に確認することが大切です。

処方を考える場面
EDの症状があり、性行為の安全性と禁忌薬を確認できたうえで、必要時の内服を検討する場面です。
処方前に確認すること
硝酸薬・ニコランジル・リオシグアトなどの薬、心血管疾患、血圧、肝腎機能を確認します。
処方後に確認すること
服用と食事の間隔、効果、頭痛・ほてり・めまい、生活上の使いやすさを確認します。
治療を見直す場面
服用後の胸痛は性行為を中止して救急受診し、薬名と服用時刻を伝えてください。ニトログリセリン等を自己使用しないでください。

公的資料や文献を踏まえた一般的な確認事項です。個別の処方は診察所見と患者さんの背景に応じて判断します。主な確認資料:PMDA:バイアグラ 電子添文、Goldsteinら:シルデナフィルの二重盲検試験(NEJM 1998)、EAU:EDの診断・治療ガイドライン。参考資料確認日:2026年9月8日

02

使い方と再診で見ること

初回は安全性と服用タイミングを確認し、効果が弱い場合は薬の変更だけでなく飲み方と背景疾患も見直します。

1. 服薬前

併用薬、胸痛、血圧、持病、飲酒、食事の予定を確認します。

2. 服用

医師に指示された量とタイミングで使い、短時間で追加しません。

3. 効果確認

効き始め、硬さ、維持、食事、飲酒、副作用を記録します。

4. 見直し

薬の種類、用量、生活習慣病、男性更年期、心理要因を再評価します。

急な症状や強い副作用は受診してください
4時間以上の勃起や急な視力・聴力低下では服用を中止し、直ちに受診してください。胸痛や息苦しさ、失神は救急受診が必要です。ニトログリセリン等の硝酸薬を自己使用せず、ED薬の名前と服用時刻を伝えてください。
03

他のED治療薬との違い

3剤は同じPDE5阻害薬ですが、患者さんが感じる使いやすさは食事、予定、持続時間、副作用で変わります。

表は左右に動かして確認できます

比較考え方
タダラフィルとの違いタダラフィルより持続時間は短めで、食事の影響を受けやすい薬です。予定に合わせて使う薬として説明しやすい一方、服用タイミングが重要です。
バルデナフィルとの違いどちらも性行為前に使う薬ですが、バルデナフィルではQT延長関連の確認をより意識します。
低用量タダラフィルとの違い毎日少量を続ける考え方とは目的が異なります。国内での適応や目的は診察で整理します。
04

副作用・禁忌・注意点

PDE5阻害薬に共通する注意点と、薬剤ごとの確認点を分けて説明します。

よくある副作用
頭痛、ほてり、鼻づまり、消化不良、めまい、動悸などが起こることがあります。多くは一過性ですが、強い症状や繰り返す症状は相談してください。
重い症状のサイン
4時間以上続く勃起、急な視力・聴力低下は服用を中止し、直ちに受診してください。胸痛、息苦しさ、失神では救急受診し、薬名と最終服用時刻を伝えてください。

表は左右に動かして確認できます

項目確認内容
併用禁忌硝酸薬、NO供与薬、可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬など。薬剤名が不明な場合はお薬手帳を確認します。
心血管リスク性行為自体が心臓に負担をかけることがあるため、胸痛、息切れ、運動制限、最近の心筋梗塞・脳梗塞を確認します。
飲酒・食事飲酒量が多いと勃起機能や血圧が不安定になります。薬によって食事や高脂肪食の影響が異なります。
個人輸入偽造薬や含有量不明の薬による健康被害を避けるため、医療機関で診察を受け、薬剤情報を確認できる形で処方を受けます。
05

池袋でシルデナフィル(バイアグラ等)を相談したい方へ

池袋駅東口・サンシャイン通り周辺でED薬を相談する場合、希望する薬名だけでなく安全に使える条件を確認します。

薬を初めて使う

効き方、飲み方、食事、飲酒、併用薬、心血管リスクを確認します。

効き方を変えたい

服用タイミング、食事、用量、薬の種類、生活習慣病を見直します。

副作用が不安

頭痛、ほてり、視覚症状、聴覚症状、胸部症状、持続勃起を説明します。

PATIENT GUIDE

本文に出てくる医療用語

このページで使う専門用語を、患者さん向けに短く言い換えました。

QT延長
心電図で確認する、不整脈リスクに関わる変化です。
医療従事者向けここからは専門情報です

処方・鑑別・安全管理を確認するための情報です。患者さんは上部の患者向け説明をご覧いただき、薬の開始・変更・中止は自己判断せず診察時にご相談ください。

患者さん向け情報へ戻る ↑

FOR PRESCRIBERS / MEDICAL PROFESSIONALS

処方医向け:シルデナフィル(バイアグラ等)の医学情報

心血管リスク、禁忌・相互作用、服用条件、効果不十分時の見直しを一次資料に基づいて解説します。

性行為の可否、硝酸薬等の併用禁忌、肝腎機能、食事・服用タイミングを確認し、自己追加服用を防ぎます。 正確な効能・用法・禁忌は最新の電子添文・適正使用資料を優先してください。

適応判定処方前評価

患者説明で省略しがちな相互作用、用量設計、効果不十分時の見直しを整理します。

処方前評価
EDの診断、性行為の可否、心血管系リスク、禁忌薬、肝腎機能、相互作用を確認します。薬剤性ED、糖尿病、睡眠時無呼吸、テストステロン低下も背景として確認します。
再評価効果不十分時
効果不十分時
薬を変更する前に、性的刺激、食事、服用タイミング、用量、試行回数、飲酒、心理要因、血糖・血圧管理を確認します。個人輸入薬の使用歴も確認します。
モニタリング処方設計・モニタリングの確認表
観点専門的に確認したいポイント
用量設計65歳以上、肝障害、重度腎障害では25mg開始を確認します。ただし重度肝障害は禁忌です。国内では1回25~50mg、1日1回、投与間隔24時間以上、性行為の約1時間前という説明を明確にします。
効果不十分食事、高脂肪食、飲酒、性的刺激、心理要因、糖尿病、神経疾患、服用タイミングを再評価します。
安全性心血管状態、硝酸薬、NO供与薬、sGC刺激薬、視覚症状、持続勃起、併用PDE5阻害薬を確認します。
患者説明催淫剤ではないこと、追加服用しないこと、個人輸入薬を避けることを明示します。
臨床判断国内用量、心血管リスクと初回無効時の評価

Goldsteinらの試験では532例の用量反応試験と329例の用量調整試験が行われ、後者の最終4週間の性交成功割合は69%対22%でした。海外試験には100mgまでの増量が含まれるため、国内用量での成功率保証には使いません。主観的評価を含む短期の有効性試験であり、まれな長期有害事象まで否定できる設計ではありません。 Goldsteinら:シルデナフィルの二重盲検試験(NEJM 1998)

国内では1回25~50mgを性行為の約1時間前に使用し、1日1回、24時間以上の間隔とします。65歳以上、肝障害、重度腎障害では25mg開始を確認します。ただし重度肝障害は禁忌であり、単に減量すればよいとは扱いません。高脂肪食による吸収遅延を確認し、効果不十分時にも50mgを超える自己増量を防ぎます。 PMDA:バイアグラ 電子添文

硝酸薬・NO供与薬(頓用・貼付剤、ニコランジル等を含む)、リオシグアト、経口アミオダロンなどの禁忌薬を照合します。性行為が不適当な心血管状態では薬剤選択より心疾患評価を優先します。EDを血管・代謝疾患の評価機会と捉え、血圧、HbA1c・血糖、脂質、喫煙歴を確認し、必要に応じて早朝テストステロン等を評価します。 PMDA:バイアグラ 電子添文、EAU:EDの診断・治療ガイドライン

初回無効時は服薬条件、性的刺激、試行状況、心理的要因を再確認し、SHIM/IIEF等で症状と反応を追跡します。効果が乏しい場合は糖尿病、薬剤性、内分泌・神経疾患などを評価し、泌尿器科と連携します。4時間以上の勃起持続や急な視力低下では服用を中止して直ちに受診するよう説明し、ほかのPDE5阻害薬との自己併用を防ぎます。 PMDA:バイアグラ 電子添文、EAU:EDの診断・治療ガイドライン

参考資料確認日:2026年9月8日

SOURCES一次資料・診療ガイドライン

本節は医療従事者の情報確認を目的とした整理です。実際の処方は最新の電子添文、適正使用資料、診療ガイドライン、患者背景および施設要件に基づいて判断してください。最終医学レビュー:2026年8月13日

07

よくある質問

ED治療薬は毎日飲む薬ですか?

国内でEDに用いるPDE5阻害薬は、基本的に性行為の前に服用する薬として説明されます。低用量タダラフィルを毎日服用する考え方は別ページで整理していますが、国内での適応や目的を診察で確認します。

ED治療薬は性欲を高める薬ですか?

シルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィルはいずれも催淫剤や性欲増進剤ではありません。性的刺激に伴う血流反応を助ける薬であり、原因評価と安全確認が必要です。

オンラインだけで相談できますか?

持病、併用薬、胸痛や息切れ、血圧、脳梗塞・心筋梗塞の既往などによります。安全に処方できるかを問診で確認し、必要があれば来院や他科連携をすすめます。

シルデナフィル(バイアグラ等)は誰でも使えますか?

使えません。硝酸薬、NO供与薬、心血管疾患、血圧、肝腎機能、併用薬によっては使えない、または慎重な判断が必要です。

08

監修医師

薬の基本情報だけでなく、選ぶ条件・避ける条件・改善後の出口まで確認しています。

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長 吉井恭平

MEDICAL SUPERVISOR

吉井 恭平

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長

院長紹介・経歴を見る

監修医からのメッセージ

シルデナフィル(バイアグラ等)は、効果の速さや持続時間だけで選ぶ薬ではありません。心血管リスク、血圧、肝腎機能、併用薬、特に併用禁忌薬の有無を確認して処方可否を判断します。本ページでは、正しい服用条件、効かない時の見直し、副作用と緊急受診の目安まで確認し、自己判断による追加服用を避けられるよう監修しました。

このページで医学的に確認した3点
01処方可否

心血管リスク、血圧、併用禁忌薬

02服用条件

用量、タイミング、食事・飲酒の影響

03安全管理

追加服用を避け、副作用と受診条件を確認

最終医学レビュー:2026年8月12日確認資料:PMDA電子添文・公的資料・診療ガイドライン