美容皮膚科の治療について相談できる池袋サンシャイン通り皮膚科の院内

Cosmetic Dermatology Column

スキンブースターとヒアルロン酸の違い

どちらもヒアルロン酸に関係することがありますが、目的は肌質改善とボリューム補正で異なります。

監修: 吉井恭平 Aging Care / Injection 最終更新 2026-06-29

まず押さえたい、3つのポイント

01

スキンブースターは肌の質感、潤い、ハリを目的に検討します。

02

ヒアルロン酸注射はボリューム補正や輪郭形成で使われます。

03

同じ部位でも目的によって選ぶ治療が変わります。

結論:肌質を整える治療と形を補う治療は分けて考えます

乾燥感や細かいしわ、ハリ低下が主な悩みなら肌育治療を、影やこけ、輪郭を整えたい場合はヒアルロン酸注射を比較します。

  • 肌質改善は複数回で変化を見ます。
  • ボリューム補正は注入量と部位設計が重要です。
  • 自然な仕上がりには、やりすぎない計画が大切です。

診察で肌状態を確認してから治療を選びます

同じ悩みでも、肌質、治療歴、内服・外用、日焼け、予定しているイベントによって適した治療は変わります。気になる症状がある場合は診察で確認してください。

01 / Decision

選び方の目安

肌育治療は、肌の土台を整える目的で行います。乾燥、小じわ、ハリ不足などで相談されます。

比較項目
スキンブースター
ヒアルロン酸注射
目的
潤い、ハリ、質感。
ボリューム補正、輪郭形成。
変化
徐々に肌質を見る。
注入直後から形の変化が見えやすい。
注意点
赤み、内出血、複数回。
腫れ、内出血、血流障害のリスク。
02 / Clinical Details

肌育と形を整える注入は目的が違います

スキンブースターとヒアルロン酸注射は、どちらも注入を伴うことがありますが、目的が異なります。スキンブースターは肌の潤い、ハリ、質感を見ます。ヒアルロン酸注射は影やボリューム、輪郭の調整を目的にします。

乾燥感、小じわ、肌全体の元気のなさが主な悩みなら肌育治療を、ほうれい線の影、頬のこけ、顎の形などが主な悩みならヒアルロン酸注射を比較します。

肌育は複数回で変化を見ることが多く、形を大きく変える治療ではありません。ヒアルロン酸は形の変化が見えやすい一方で、入れすぎや血流障害などのリスク説明が重要です。

同じ方でも、まず肌の質感を整えてから必要な部位に少量注入するなど、段階的に計画することがあります。イベント前は内出血や腫れを考慮します。

どちらを選ぶかの判断材料

  • 肌質と形のどちらが主な悩みか
  • 乾燥や小じわの程度
  • 影やこけの部位
  • 内出血を避けたい時期
  • 自然な変化の希望度
03 / Course & Care

治療前後に確認したいこと

ヒアルロン酸注射は、ほうれい線、顎、こめかみ、頬のこけなど、形や影を補う目的で使われます。

同じ患者さんでも、肌質改善とボリューム補正を別々に計画することで自然な仕上がりを目指します。

04 / Visit Flow

受診から治療後までの流れ

スキンブースターとヒアルロン酸の違いを検討するときは、最初に「今いちばん困っている症状」と「避けたいダウンタイム」を分けて確認します。同じたるみ・しわ治療の相談でも、短期間で変化を出したいのか、肌への刺激を抑えて段階的に進めたいのかで提案は変わります。

診察では、肌の色、赤み、乾燥、炎症、過去の施術歴、内服薬や外用薬、アレルギー歴を確認します。美容施術は見た目の悩みに対する治療ですが、皮膚の状態が整っていない時期に無理をすると、赤みや色素沈着が長引くことがあります。

治療を行う場合は、期待できる変化だけでなく、起こりうる副作用、必要回数、通院間隔、費用、施術後に避ける行動を事前に共有します。特に自由診療では、治療しない選択肢や先に保険診療で整える選択肢も含めて考えます。

施術当日は、肌状態を再確認したうえで照射範囲や注入部位、出力、薬剤、麻酔や冷却の必要性を決めます。赤みや痛みの出方には個人差があるため、施術中に違和感が強い場合はその場で調整します。

施術後は、保湿、遮光、こすらないケアを続けます。入浴、運動、飲酒、サウナ、メイク再開の目安は治療内容によって異なるため、当日の説明に沿って過ごしてください。

経過確認では、写真、自己評価、肌トラブルの有無を見ながら次回方針を決めます。予定通りに同じ治療を繰り返すのではなく、反応が強い場合は間隔をあけ、変化が弱い場合は設定や治療の組み合わせを見直します。

治療を延期・見直しやすいケース

  • 日焼け直後、強い赤み、湿疹、かぶれがあるとき
  • 大切な予定の直前で、赤み・内出血・腫れを避けたいとき
  • 妊娠中・授乳中、または妊娠の可能性があるとき
  • 使用中の外用薬や内服薬が治療に影響する可能性があるとき
  • 注入量や仕上がりの希望が定まっておらず、過剰治療になりやすいとき
05 / Clinic View

当院で相談するときの見方

池袋サンシャイン通り皮膚科では、症状の見え方だけでなく、いつから気になるか、悪化のきっかけ、過去の治療歴、普段のスキンケア、ダウンタイムを取れる時期を確認します。

自由診療の治療では、期待できる変化だけでなく、副作用、回数、費用、治療しない選択肢も含めて説明することを大切にしています。

06 / FAQ

よくある質問

どちらを先に受けるべきですか?

主な悩みが肌質か形かで変わります。診察で優先順位を決めます。

同時にできますか?

肌状態や部位により可能な場合もありますが、腫れや内出血、予定を考えて計画します。

肌育でほうれい線は消えますか?

肌質の底上げは期待できますが、深い影やボリュームロスにはヒアルロン酸を比較します。

ヒアルロン酸と同日にできますか?

部位や肌状態によります。腫れや内出血を考えて分けることもあります。

どちらが自然ですか?

目的に合えばどちらも自然に仕上げられます。悩みを分けて選ぶことが大切です。

07 / Doctor

監修医師メッセージ

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長 吉井恭平

吉井恭平|池袋サンシャイン通り皮膚科 院長

美容皮膚科の治療は、施術名だけで選ぶと判断が難しくなります。診察では、肌状態と生活予定を踏まえ、必要な治療と避けたほうがよい治療を分けて提案します。