Psoriasis Treatment

池袋の皮膚科で乾癬(かんせん)治療

長引く赤みとフケのような皮膚の剥がれ。池袋駅東口徒歩3分の皮膚科専門クリニックが、一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療をご提案します。

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吉井恭平 池袋サンシャイン通り皮膚科 院長

Supervisor

Doctor’s Message

吉井 恭平

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長

乾癬は慢性の疾患ですが、近年の治療の進歩により、症状を大幅にコントロールできるようになりました。「治らない」と諦めていた方も、ぜひ一度ご相談ください。当院では、お一人おひとりの症状や生活スタイルに合わせた治療プランをご提案し、長期的な寛解維持を目指してまいります。池袋駅東口から徒歩3分、年中無休で診療しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。

About Psoriasis

尋常性乾癬とは

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)は、皮膚が赤く盛り上がり(紅斑)、その上に銀白色のフケのようなもの(鱗屑)が付着してポロポロと剥がれ落ちる慢性の皮膚疾患です。日本の人口の約0.1〜0.3%が罹患しているとされ、決して珍しい病気ではありません。池袋サンシャイン通り皮膚科では、乾癬の診断から治療まで一貫して対応しております。

頭皮、肘、膝、お尻、腰回りなど、外部からの刺激を受けやすい部位にできやすいのが特徴です。かゆみを伴うことも多く、見た目の悩みから日常生活の質(QOL)に大きな影響を与えることがあります。

乾癬は他人にうつる病気ではありません。免疫の異常が関与していると考えられており、適切な治療を継続することで、症状をコントロールし、健康な皮膚と変わらない状態(寛解)を維持することが可能です。なお、乾癬と似た症状を示す疾患に掌蹠膿疱症があり、鑑別診断が重要です。

主な症状

01紅斑皮膚が赤く盛り上がる
02鱗屑銀白色のフケ状の皮膚が付着
03掻痒感かゆみを伴うことが多い

好発部位

頭皮腰回りお尻
CASE STUDY

症例写真

50代女性・外用薬による寛解導入

乾癬 治療前の症例写真 - 紅斑と鱗屑が見られる状態

治療開始前

乾癬 治療2週間後の症例写真 - 外用薬で寛解導入後

治療開始2週間後

※個人差があります。すべての方に同様の効果を保証するものではありません。

治療内容:ステロイド外用薬による寛解導入療法

治療期間・回数:2週間・通院2回

費用:保険診療2回分(3割負担で合計約5,000〜6,000円)

主なリスク・副作用:長期使用による皮膚萎縮・毛細血管拡張、塗布部位の刺激感・かゆみ、まれに接触皮膚炎。医師の指示に従い適切に使用することでリスクを最小限に抑えられます。

Treatment

当院の乾癬治療方針

患者様の症状の重症度やライフスタイルに合わせて、外用療法を基本としながら、必要に応じて内服療法を併用し、無理なく続けられる最適な治療プランをご提案します。

01

外用療法(塗り薬)

乾癬治療の基本は塗り薬です。池袋サンシャイン通り皮膚科では、炎症を抑える薬剤と皮膚の過剰な増殖を正常化する薬剤を組み合わせ、部位ごとに最適な処方を行っています。代表的な配合外用薬であるドボベットなども活用し、効率的な治療を目指します。

症状が強い時期(寛解導入期)にはしっかりと炎症を鎮め、症状が落ち着いた後(寛解維持期)は再燃を防ぐプロアクティブ療法へ移行します。

Induction寛解導入期強めのステロイド外用薬
VD3配合剤で速やかに改善
Maintenance寛解維持期平日/休日で塗り分け、
良い状態を長く維持
外用療法のイメージ

当院で使用する外用薬の種類

部位や症状の強さに応じて、以下の薬剤を使い分けています。

ステロイド外用薬

炎症を速やかに抑える基本薬です。部位に応じてランク(強さ)を使い分けます。顔面には中程度、体幹・四肢には強めのものを選択し、頭皮にはシャンプータイプも使用します。

活性型ビタミンD3外用薬

皮膚細胞の過剰な増殖を正常化し、鱗屑(フケ状の皮膚)を改善します。ステロイドと異なり長期使用でも皮膚萎縮のリスクが低く、維持期の中心的な薬剤です。ローション・軟膏など剤型も豊富です。

ステロイド/VD3配合剤

ステロイドとビタミンD3を1剤に配合した薬です。2つの効果を同時に発揮し、1日1回の塗布で済むため、治療の手間を軽減できます。軟膏・ゲル・フォーム(泡)タイプがあり、頭皮にも使いやすい剤型を選べます。

タクロリムス軟膏

免疫調整作用を持つ非ステロイド性の外用薬です。ステロイドの長期使用による皮膚萎縮が心配な顔面などのデリケートな部位に、維持期の選択肢として使用します。

保湿剤・角質軟化剤

乾燥を防ぎ皮膚のバリア機能を維持するために、保湿剤を併用します。尿素配合の角質軟化剤は厚い鱗屑をやわらかくし、治療薬の浸透を助けます。

シャンプータイプ

頭皮の広い範囲に乾癬がある場合に使用します。入浴時に短時間塗布して洗い流すため、べたつきがなく日常生活に支障をきたしません。

プロアクティブ療法(平日/休日の塗り分け)

症状が落ち着いた後も、自己判断で塗り薬を中止すると再燃しやすくなります。当院では、平日はビタミンD3外用薬を中心に塗り、休日にはステロイド/VD3配合剤を使用する「塗り分け」を取り入れています。これにより、ステロイドの総使用量を抑えつつ、良い状態を長く維持することが可能です。

部位別の治療アプローチ

01顔面

皮膚が薄くデリケートなため、中程度のステロイドを短期間使用し、維持期にはタクロリムス軟膏に切り替えます。保湿も重視します。

02頭皮

有毛部位のため、ローション・ゲル・フォーム・シャンプーなど塗りやすい剤型を選択。広範囲にはシャンプータイプ、限局的にはゲルや配合剤を使用します。

03体幹・四肢

皮膚が厚い部位には強めのステロイドとVD3配合剤を使用し、速やかに炎症を鎮めます。維持期はVD3外用薬を中心に再燃を予防します。

内服療法のイメージ
02

内服療法(飲み薬)

外用療法だけでは十分な効果が得られない場合や、皮疹が広範囲に及ぶ場合には、内服薬の併用を検討します。

当院では、患者様の全身状態やライフスタイルを総合的に判断し、以下の内服薬の中から最も適したお薬を選択します。

When to Consider

外用療法のみでは改善が不十分な場合

皮疹が体表面積の10%以上に及ぶ場合

日常生活への影響が大きい場合(DLQI高値)

関節症状を伴う場合

当院で処方可能な内服薬

施設要件が不要で、クリニックでも安全に使用できる内服薬を取り扱っています。

当院で処方可能

オテズラ(アプレミラスト)

PDE4阻害薬

免疫細胞内の炎症シグナルを抑制する飲み薬です。定期的な血液検査が不要で、導入しやすいのが特徴です。消化器症状(下痢・吐き気)が初期に出ることがありますが、多くは2〜4週間で軽減します。効果発現には約16週間かかります。

当院で処方可能

ネオーラル(シクロスポリン)

カルシニューリン阻害薬

免疫の過剰な働きを抑える薬で、速効性に優れています。重症例や急速な改善が必要な場合に短期間使用します。腎機能や血圧への影響があるため、定期的な血液検査と血圧測定を行いながら慎重に使用します。

当院で処方可能

チガソン(エトレチナート)

ビタミンA誘導体(レチノイド)

皮膚の角化を正常化する薬です。光線療法との併用で効果が高まります。催奇形性があるため、妊娠の可能性がある方には使用できません(女性は服用中止後2年、男性は6ヶ月の避妊が必要です)。

承認施設でのみ使用可能な内服薬

ソーティクツ(TYK2阻害薬)やリウマトレックス(メトトレキサート)は高い効果が期待できますが、日本皮膚科学会の承認施設でのみ処方が認められています。これらが必要と判断される場合は、連携する大病院へご紹介いたします。

03

生物学的製剤が必要な場合の病院連携

当院での外用療法や内服療法で十分な改善が得られない重症の患者様には、生物学的製剤(注射薬)による治療が選択肢となります。生物学的製剤は、乾癬の原因となる特定の免疫物質(TNF-α、IL-17、IL-23など)をピンポイントで抑える薬剤で、近年急速に進歩し、非常に高い効果が報告されています。

TNF-α阻害薬炎症の中心的な物質を抑制
IL-17阻害薬乾癬に直接関わる免疫経路を遮断
IL-23阻害薬免疫の上流を抑え長期間効果が持続

生物学的製剤の導入には、日本皮膚科学会の承認施設であることが求められ、導入前に胸部X線検査や結核スクリーニング、B型肝炎ウイルス検査などの精密検査が必要です。これらの要件から、当院では生物学的製剤の投与は行っておりません。詳しくは乾癬の最新治療|生物学的製剤の可能性をご覧ください。

生物学的製剤による治療が必要と判断される場合には、適切な設備と承認を持つ連携の大学病院や総合病院へ速やかにご紹介いたします。紹介後も当院での外用療法を継続し、連携先と協力しながら治療を進めてまいります。

Referral Flow

01当院で治療開始

02効果不十分の判断

03紹介状の作成

04大病院での精密検査

05生物学的製剤の導入
Treatment Flow

治療の流れ

01

診察と重症度評価

皮膚の状態を詳しく診察し、病変の広がり(BSA)や重症度(PASI)を評価します。かゆみの程度や日常生活でのお困りごと(DLQI)もお伺いし、治療方針の決定に役立てます。

02

治療方針の決定と外用療法の開始

まず外用療法を基本とし、部位ごとに最適な塗り薬を処方します。お薬の塗り方(量・回数・順番)を丁寧にご説明し、正しい使用法を身につけていただきます。

03

4〜8週後の効果判定

治療開始から4〜8週間後に再診し、症状の改善度を評価します。十分な効果が得られていれば維持療法へ移行します。効果が不十分な場合は、内服薬の併用を検討します。

04

維持療法(プロアクティブ療法)

症状が落ち着いたら、平日/休日の塗り分けによるプロアクティブ療法を開始します。定期的な通院(3〜6ヶ月ごと)で状態を確認し、良い状態を長く維持します。

05

必要に応じた治療のステップアップ

外用療法・内服療法で十分な効果が得られない場合は、生物学的製剤の導入を検討し、連携する大学病院・総合病院へご紹介いたします。紹介後も当院での外用療法は継続します。

Treatment Cost

乾癬治療の費用と医療費助成制度

乾癬治療は保険適用で受けられます。治療法によって費用は異なりますが、当院では患者さまの経済的負担も考慮した治療計画をご提案しています。

治療法 3割負担の目安(1回/月) 備考
外用薬(ステロイド・ビタミンD3) 1,000〜3,000円 薬剤の種類・量により変動
配合外用薬(ドボベット等) 2,000〜4,000円 使用量により変動
内服薬(オテズラ等) 約15,000〜20,000円/月 高額療養費制度の対象
生物学的製剤 約30,000〜50,000円/回 高額療養費制度の対象

高額療養費制度について

生物学的製剤や内服薬による治療は、月々の医療費が高額になる場合があります。高額療養費制度を利用すれば、所得に応じた自己負担限度額を超えた分が払い戻されます。

  • 年収約370万円以下の方:月額自己負担上限 約57,600円
  • 年収約370〜770万円の方:月額自己負担上限 約80,100円+α
  • 事前に「限度額適用認定証」を取得すると窓口負担を軽減できます

※ 詳細は加入している健康保険組合にお問い合わせください。

指定難病医療費助成制度(膿疱性乾癬・乾癬性紅皮症)

膿疱性乾癬(汎発型)は国の指定難病に認定されています。認定を受けると、医療費の自己負担が軽減されます(月額上限2,500〜30,000円)。当院では難病申請に必要な臨床調査個人票の作成にも対応しています。詳しくは厚生労働省 難病情報センターをご参照ください。

FAQ

よくあるご質問

乾癬は慢性の病気であり、「完全に治りきって二度と出ない(完治)」状態にすることは現時点では難しいとされています。しかし、適切な治療を続けることで、症状が全くない、あるいはほとんどない状態(寛解)を長く維持することは十分に可能です。

乾癬は感染症ではないため、温泉やプールなどで他人にうつることは絶対にありません。どうぞ安心して日常生活をお送りください。

人差し指の先から第一関節までチューブから出した量(約0.5g)が、手のひら2枚分の面積に塗る目安です(FTU: Finger Tip Unit)。塗った後にティッシュが貼り付く程度が適量です。診察時に実際の塗り方を丁寧にご説明いたします。

長期間の連続使用では皮膚が薄くなるなどの副作用が出る可能性があります。当院では、症状が落ち着いた後はビタミンD3外用薬を中心とした維持療法に切り替え、ステロイドの使用量を最小限に抑える工夫をしています。自己判断で急に中止せず、医師の指示に従って段階的に調整することが大切です。

薬剤によって異なります。オテズラでは初期に下痢や吐き気が出ることがありますが、多くは数週間で軽減します。シクロスポリンでは腎機能や血圧への影響があるため、定期的な検査を行います。副作用については処方前に詳しくご説明し、安全に使用できるよう管理いたします。

生物学的製剤は、日本皮膚科学会の承認施設でのみ導入が認められており、導入前に胸部X線検査や結核スクリーニングなどの精密検査が必要です。当院では生物学的製剤の投与は行っておりませんが、必要と判断される場合は連携する大学病院・総合病院へ速やかにご紹介いたします。

特定の食べ物が乾癬の直接の原因になるわけではありませんが、肥満やメタボリックシンドロームは乾癬を悪化させる要因となることが分かっています。バランスの良い食事と適度な運動を心がけ、適正体重を保つことが大切です。また、過度な飲酒や喫煙も悪化の要因となるため、控えることをお勧めします。

乾癬の治療は健康保険が適用されます。外用療法、内服療法ともに保険診療の範囲内で治療を行っております。

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