池袋サンシャイン通り皮膚科の院内

General Dermatology

池袋で帯状疱疹治療・
シングリックス接種

発疹後72時間以内の治療と、自費ワクチンのご案内

帯状疱疹は、体の片側にピリピリした痛みや赤い発疹・水ぶくれが出る病気です。発疹が出てから72時間以内に抗ウイルス薬を始めることが大切です。当院では急性期の診察に加え、帯状疱疹予防ワクチン「シングリックス」を自費で1回22,000円(税込)にてご案内しています。

抗ウイルス薬 痛みの相談 帯状疱疹後神経痛 シングリックス
First Message

帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが神経に潜み、加齢、疲労、免疫低下などをきっかけに再び活動して起こります。赤い発疹や水ぶくれが出る前に、痛みだけで始まることもあります。池袋駅から通いやすい皮膚科として、急性期の治療とシングリックス接種の相談を分けてご案内します。

Symptoms

帯状疱疹かもと思ったら確認したい症状

日本皮膚科学会の2025年ガイドラインでは、急性期帯状疱疹に対する抗ヘルペスウイルス薬の全身投与が強く推奨されています1。発疹が出てから72時間以内が治療開始の大切な目安です。

01

片側だけの痛み

胸、背中、腹部、顔など、体の左右どちらか一方にピリピリ、チクチク、ズキズキする痛みが出ます。

02

帯状の赤みと水ぶくれ

痛みのある場所に沿って赤みや小さな水ぶくれがまとまって出ます。水ぶくれをつぶさず、患部をこすらないようにします。

03

注意したい部位

目の周り、鼻、耳、顔面に出た場合は、眼や耳、顔面神経の合併症を確認する必要があります。

  • 体の左右どちらか片側だけに痛みや違和感がある
  • 衣服が触れるだけで痛い、ピリピリ・チクチクする
  • 痛みのあとに赤い発疹や水ぶくれがまとまって出てきた
  • 額、まぶた、鼻、耳の周りに症状がある
  • 発熱、強いだるさ、広い範囲の発疹を伴う
  • 免疫を抑える薬や抗がん剤、ステロイドを使用している

免疫抑制薬、JAK阻害薬、ステロイド長期内服、抗がん剤治療中の方、妊娠中の方、高齢の方は、症状が軽く見えても早めに受診してください。初期症状の見分け方を詳しく知りたい方は、帯状疱疹の初期症状チェックも参考にしてください。

Treatment

池袋の皮膚科で行う帯状疱疹治療

抗ウイルス薬は、ウイルスが増えている早い段階で始めるほど効果を発揮しやすい治療です。72時間を過ぎていても、新しい水ぶくれが増えている、痛みが強い、顔や目の周りに出ている、免疫が低下している場合は治療を検討します。

症状確認

痛みの場所、発疹の範囲、水ぶくれ、発症日を確認します。

抗ウイルス薬

アメナメビル(アメナリーフ)、バラシクロビル、ファムシクロビルなどを、腎機能、年齢、併用薬を見ながら選びます。

痛みの治療

痛み止めや神経障害性疼痛の薬を症状に応じて調整します。

患部ケア

水ぶくれやびらんを清潔に保ち、二次感染を防ぎます。

合併症確認

目、耳、顔面神経の症状が疑われる時は連携を検討します。

Visit Flow

当院での診察から治療開始までの流れ

池袋サンシャイン通り皮膚科では、発症日、痛みの強さ、発疹の部位、基礎疾患や内服薬を確認し、帯状疱疹が疑われる場合は早期に治療を開始できるよう説明します。

予約・受付

発疹が出た日、痛みが始まった日、現在の薬がわかるようにしてご相談ください。

診察

皮膚の状態と痛みの分布を確認し、必要に応じて目・耳・顔面神経の症状も確認します。

処方・ケア説明

抗ウイルス薬、痛み止め、外用薬の使い方と、患部を清潔に保つポイントを説明します。

再診・予防相談

痛みが続く場合は治療を調整し、症状が落ち着いてからシングリックス接種も相談できます。

Shingrix

シングリックスは自費で1回22,000円(税込)です

シングリックスは、帯状疱疹の発症と帯状疱疹後神経痛を予防するためのワクチンです。生ワクチンではないため、免疫機能が低下している方でも接種を検討しやすいワクチンです。接種は2回で、通常は1回目から2か月後に2回目を行います。

当院のシングリックス接種費用

22,000円1回あたり / 自費・税込

標準は2回接種です。2回接種した場合の合計は44,000円(税込)です。接種は予約制のため、ご希望の方は受付窓口または予約導線からご相談ください。

公費助成について

当院は自治体の予防接種委託医療機関ではないため、公費助成の予診票はご利用いただけません。公費助成をご希望の方は、お住まいの自治体の指定医療機関へお問い合わせください。

項目 内容 補足
対象 50歳以上の方、または免疫機能が低下している18歳以上の方 持病や治療薬がある方は、接種前に必ずご相談ください。
接種回数 2回、筋肉注射 2回目は通常2か月後、遅くとも6か月後までに完了します。
予防効果 国際臨床試験で50歳以上約97%、70歳以上約90%の発症予防効果が報告されています7, 10 効果や副反応の感じ方には個人差があります。
副反応 注射部位の痛み、赤み、腫れ、筋肉痛、疲労感、頭痛、発熱、悪寒など 多くは数日で自然に落ち着きます。つらい時はご相談ください。

Risk

帯状疱疹後神経痛を残さないために

帯状疱疹では、皮膚が治った後も痛みが続くことがあります。世界的なレビューでは帯状疱疹後神経痛の割合は5%から30%超と幅があり8、日本の50歳以上を対象とした前向き研究では、帯状疱疹症例の19%が帯状疱疹後神経痛へ進展したと報告されています9

Pain

痛みを我慢しすぎない

眠れない、衣服が触れるだけで痛い、仕事に支障がある場合は、痛みの治療を早めに相談しましょう。

Face

顔・目・耳は早めに

額、まぶた、鼻、耳の周囲の発疹は合併症確認が重要です。眼科・耳鼻科との連携が必要なことがあります。

Care

治った後も経過を見る

皮疹が落ち着いた後も痛みやしびれが残る時は、帯状疱疹後神経痛として治療を継続することがあります。

FAQ

よくある質問

帯状疱疹の診察やシングリックス接種について、相談前に不安になりやすい点をまとめました。

発疹が出てから3日以上たっています。受診しても意味はありますか?

意味があります。新しい水ぶくれが増えている、痛みが強い、顔や目の周りにある、免疫が低下している場合は、72時間を過ぎても治療を検討します。

シングリックスはいくらですか?

当院ではシングリックスを自費で1回22,000円(税込)にてご案内しています。標準は2回接種のため、2回接種した場合の合計は44,000円(税込)です。

公費助成の予診票は使えますか?

当院は自治体の予防接種委託医療機関ではないため、公費助成の予診票はご利用いただけません。助成をご希望の方は、お住まいの自治体の指定医療機関へお問い合わせください。

帯状疱疹にかかったことがあっても接種できますか?

再発予防として接種を検討できます。症状が落ち着いていることを確認したうえで、接種時期を相談します。

免疫を抑える薬を使っていますが接種できますか?

シングリックスは生ワクチンではないため、免疫を抑える治療中の方でも接種を検討しやすいワクチンです。ただし病状や薬の内容によって判断が変わるため、主治医とも相談してください。

院長 吉井恭平

Medical Supervision

帯状疱疹の痛みや発疹が心配な方へ

帯状疱疹は早期治療が大切な病気です。一方で、発症後の痛みや再発予防の相談も重要です。症状がある時は治療を、落ち着いている時はワクチン接種を、それぞれのタイミングで相談しましょう。

発疹が出てから72時間以内の治療開始が大切な目安です。痛みが強い、顔や目・耳の周りに症状がある、免疫を抑える治療中といった場合は、早めにご相談ください。

Supervisor 院長 吉井恭平 池袋サンシャイン通り皮膚科

References

参考文献

帯状疱疹の治療、帯状疱疹後神経痛、シングリックスの有効性について、ガイドライン、公的資料、臨床試験、システマティックレビューを参照しています。

  1. 日本皮膚科学会 帯状疱疹診療ガイドライン策定委員会. 帯状疱疹診療ガイドライン 2025. 日皮会誌. 2025;135(3):527-556.
  2. 厚生労働省. 帯状疱疹ワクチン. 2025年4月1日版.
  3. Chen N, Li Q, Yang J, Zhou M, Zhou D, He L. Antiviral treatment for preventing postherpetic neuralgia. Cochrane Database Syst Rev. 2014;2014(2):CD006866.
  4. Tyring S, Barbarash RA, Nahlik JE, et al. Famciclovir for the treatment of acute herpes zoster. Ann Intern Med. 1995;123(2):89-96.
  5. Tyring SK, Beutner KR, Tucker BA, Anderson WC, Crooks RJ. Antiviral therapy for herpes zoster: valacyclovir and famciclovir. Arch Fam Med. 2000;9(9):863-869.
  6. Dworkin RH, Johnson RW, Breuer J, et al. Recommendations for the management of herpes zoster. Clin Infect Dis. 2007;44 Suppl 1:S1-S26.
  7. Lal H, Cunningham AL, Godeaux O, et al. Efficacy of an adjuvanted herpes zoster subunit vaccine in older adults. N Engl J Med. 2015;372(22):2087-2096.
  8. Kawai K, Gebremeskel BG, Acosta CJ. Systematic review of incidence and complications of herpes zoster. BMJ Open. 2014;4(6):e004833.
  9. Takao Y, Miyazaki Y, Okeda M, et al. Incidences of herpes zoster and postherpetic neuralgia in Japanese adults aged 50 years and older: the SHEZ Study. J Epidemiol. 2015;25(10):617-625.
  10. Cunningham AL, Lal H, Kovac M, et al. Efficacy of the herpes zoster subunit vaccine in adults 70 years of age or older. N Engl J Med. 2016;375(11):1019-1032.
  11. Oxman MN, Levin MJ, Johnson GR, et al. A vaccine to prevent herpes zoster and postherpetic neuralgia in older adults. N Engl J Med. 2005;352(22):2271-2284.