Isotretinoin Treatment — Ikebukuro

繰り返す重症ニキビ、
もう終わりにしませんか?

池袋サンシャイン通り皮膚科のイソトレチノイン(アキュテイン)処方

難治性・重症ニキビに高い改善効果 皮脂分泌を根本から抑制し再発を防ぐ 専門医による丁寧な診察とサポート
吉井 恭平 院長
Medical Supervisor

吉井 恭平

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長

「長年ニキビに悩み、様々な治療を試しても改善が見られなかった患者様へ。イソトレチノインは、重症ニキビに対する強力な選択肢となります。副作用のリスクも伴うため、当院では丁寧な診察で、安全第一の治療をサポートいたします。一人で悩まず、まずはご相談ください。」

イソトレチノイン(アキュテイン)とは?

イソトレチノイン(一般的にアキュテインとして知られる薬剤)は、重症のニキビ(尋常性ざ瘡)に対して高い治療効果が期待される経口薬です[1]。ビタミンA誘導体の一種であり、ニキビの原因となる複数の要因に根本から作用します。

当院でも、他の治療法で改善が見られなかった重症ニキビの患者さまに対して、イソトレチノインの処方を検討しています。初診時に「様々な治療を試したが、なかなかニキビが良くならない」と相談される患者さまも少なくありません。

これらの多角的な作用により、イソトレチノインは重症ニキビの根本的な改善を目指すことができる薬剤として、世界中で広く使用されています[2]。ただし、その強力な作用ゆえに、服用には医師による厳格な管理と患者さま自身の理解が不可欠です。

イソトレチノイン(Isotretinoin)

ビタミンA誘導体の一種で、重症の尋常性ざ瘡(ニキビ)治療に用いられる経口薬。日本では未承認薬ですが、医師の判断のもと個人輸入で処方されることがあります。

アキュテイン(Accutane)

イソトレチノインの先発医薬品名の一つ。現在ではジェネリック医薬品も多く流通しており、これらを総称してアキュテインと呼ぶこともあります。

4つの主な作用機序

01

皮脂腺の活動抑制

皮脂分泌を大幅に減少させ、アクネ菌の増殖を防ぎます[3]

02

角化異常の改善

毛穴の詰まりを防ぎ、面皰(コメド)の形成を抑制します。

03

抗炎症作用

ニキビによる赤みや腫れといった炎症を抑えます。

04

アクネ菌の減少

皮脂減少によりアクネ菌の増殖環境を悪化させます。

期待できる効果と治療期間

他の治療法では効果が見られなかった重症ニキビに対して、顕著な改善効果が期待できます。治療開始後2〜3ヶ月ほどで「新しいニキビができにくくなった」「赤みが引いてきた」と実感される方が多いです[4]

💊

重症ニキビの改善

化膿性ニキビ、嚢腫、結節性ニキビなど炎症が強く瘢痕を残しやすいニキビに特に有効です。

🛡️

ニキビ跡の予防

炎症を早期に抑えることで、色素沈着やクレーターといったニキビ跡のリスクを低減します。

🔄

再発の抑制

皮脂腺の活動を根本的に抑制するため、治療終了後もニキビの再発を長期的に抑える効果が報告されています[4]

比較項目 イソトレチノイン治療 一般的なニキビ治療(外用薬・抗生剤など)
主な対象 重症・難治性ニキビ 軽度〜中等度ニキビ
作用機序 皮脂腺抑制、角化異常改善、抗炎症 殺菌、角質剥離、抗炎症(対症療法が主)
効果の程度 高い効果が期待できる 中程度の効果
治療期間 4〜6ヶ月が目安 数週間〜数ヶ月(継続的な治療が必要な場合も)
再発抑制 高い効果が期待できる[4] 限定的
主な副作用 口唇炎、皮膚乾燥、催奇形性など 皮膚刺激、乾燥、耐性菌出現リスクなど

副作用と重要な注意点

強力な効果が期待できる一方で、いくつかの重要な副作用と注意点があります。当院では、リスクを最小限に抑えるための対策を徹底しています。

主な副作用

  • 皮膚・粘膜の乾燥(口唇炎、ドライアイ、鼻腔乾燥など)。保湿剤やリップクリームで対処可能です [5]
  • 肝機能障害・脂質異常(コレステロール・中性脂肪の増加)。ルーチンでの定期検査は行いませんが、脂質異常症や肝機能障害の指摘がある等、リスクが高いと判断した場合に血液検査を実施します [6]
  • 精神神経系への影響(まれに気分変動、うつ症状など)。症状が現れた場合は速やかに医師にご相談ください [5]
  • 筋肉痛・関節痛(運動量の多い方や高用量服用時に報告されることがあります)。
  • 光線過敏症(日光に過敏になることがあります。ただし近年の研究では、実際の光線過敏リスクは非常に低いことが示されています。治療中は念のため日焼け止めを使用してください)。 [3]

服用上の注意点

  • 定期的な診察が必要です。血液検査はリスクが高いと判断された場合のみ実施します。
  • テトラサイクリン系抗生物質、ビタミンA製剤との併用は避けてください。
  • 当院では、イソトレチノイン治療中であっても美容施術を受けることは可能と判断しています[4]。ただし、最終的な施術の可否は、美容施術を受けるクリニックの医師にご判断いただいてください。
  • 治療中のアルコール摂取は控えることが推奨されます。

催奇形性について(特に重要)

妊娠中の女性がイソトレチノインを服用すると、胎児に重篤な先天性異常を引き起こす可能性が極めて高いです[1]。そのため、妊娠中・授乳中・直近での妊娠を考えている女性は絶対に服用できません。

治療期間中および治療終了後1ヶ月間は、男女ともに確実な避妊が必要です。また、男女ともに服用中および服用終了後1ヶ月間は献血を控える必要があります。

治療を受けられない方(禁忌)

  • 妊娠中・授乳中・直近での妊娠を考えている女性
  • イソトレチノインやビタミンA製剤にアレルギーがある方
  • 肝機能障害・腎機能障害がある方
  • 高脂血症(コレステロール・中性脂肪が高い方)
  • 精神疾患(うつ病など)の既往がある方
  • テトラサイクリン系抗生物質を服用中の方
  • 15歳未満のお子さま(当院では念のため15歳以上で内服可能としています)
Related Treatment

女性の大人ニキビには
スピロノラクトンという選択肢も

フェイスラインや顎周りに繰り返す大人ニキビは、ホルモンバランスの乱れが原因であることがあります。イソトレチノインが適さない場合や、ホルモン性ニキビにはスピロノラクトンが有効な選択肢です。当院では両方の治療を提供しており、診察時に最適な治療をご提案します。

スピロノラクトン処方の詳細を見る →

処方の流れと費用

イソトレチノインは日本では未承認薬のため、自由診療(全額自己負担)となります。当院では、患者さまが納得して治療に臨めるよう、時間をかけて丁寧な説明を心がけています。

1

初診・カウンセリング

医師による診察とカウンセリングを行います。ニキビの状態、これまでの治療歴、既往歴、アレルギー、妊娠の可能性など詳細な問診を行い、効果・副作用・リスク・費用について丁寧に説明します。

2

血液検査

当院ではルーチンでの定期的な血液検査は行っていません。ただし、脂質異常症や肝機能障害の指摘がある方など、医師がリスクが高いと判断した場合のみ実施します(血液検査時に 3,000円程度)。当院では妊娠検査は行っていません。

3

同意書の取得

治療内容、副作用、リスクについて十分にご理解いただいた上で、同意書にご署名いただきます。

4

処方・服用開始

診察と同意書の記載が終われば、そのままイソトレチノインを処方します。医師の指示に従って服用を開始してください。

5

定期的な診察

服用中は月1回程度のペースで定期的な診察を行います。効果の確認、副作用の有無、必要に応じて投与量の調整を行います。血液検査は必要な場合のみ実施します。当院ではオンライン診療にも対応しており、継続して治療を受けやすい体制を整えています。

費用の目安(自由診療)

診察料 診察料はかかりません
薬剤費 1ヶ月あたり 15,000円〜18,000円程度(体重によって変動)
検査費用 血液検査時に 3,000円程度(血液検査はリスクが高いと判断された場合のみ実施)
治療期間 一般的に4〜6ヶ月間(総投与量:体重1kgあたり120〜150mg)[4]

※ 費用の詳細については、カウンセリング時に個別にご説明いたします。治療期間が数ヶ月に及ぶため、総額については事前にご確認ください。

よくある質問

いいえ、イソトレチノインは日本では未承認薬であるため、保険適用外の自由診療となります。そのため、診察料、薬剤費、検査費用など、治療にかかる費用は全額自己負担となります。
当院では、イソトレチノイン服用中であっても美容施術を受けることは可能と判断しています。近年の研究では、実際の光線過敏リスクは低く[3]、レーザー等の併用治療も安全に行えることが示されています[4]。ただし、最終的な施術の可否は、美容施術を受けるクリニックの医師にご判断いただいてください。
治療期間は、患者さまのニキビの重症度や体重、反応性によって異なりますが、一般的には4〜6ヶ月間が目安とされています。目標となる総投与量(体重1kgあたり120〜150mg)を達成することで、高い再発抑制効果が期待できるとされています[4]
イソトレチノインは催奇形性が極めて高く、妊娠中に服用すると胎児に重篤な先天性異常を引き起こす可能性が非常に高いです。妊娠が判明した場合は直ちに服用を中止し、速やかに医師にご相談ください。治療期間中および治療終了後1ヶ月間は、確実な避妊が必須となります[5]
低用量での治療も有効性が報告されており、副作用のリスクを抑えつつ治療を進めることが可能です[4]。当院では、患者さまの体質やニキビの状態を考慮し、最適な投与量と治療計画を個別に提案しています。
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Hours 11:00〜13:30 / 15:00〜20:00(最終受付19:30)
Access 池袋駅 徒歩約3分(年中無休)

参考文献

  1. Noreen Mohsin, Loren E Hernandez, Mackenzie R Martin et al.. Acne treatment review and future perspectives.. Dermatologic therapy. 2022. PMID: 35841269. DOI: 10.1111/dth.15719
  2. Rachel V Reynolds, Howa Yeung, Carol E Cheng et al.. Guidelines of care for the management of acne vulgaris.. Journal of the American Academy of Dermatology. 2024. PMID: 38300170. DOI: 10.1016/j.jaad.2023.12.017
  3. Linda K Oge’, Alan Broussard, Marilyn D Marshall. Acne Vulgaris: Diagnosis and Treatment.. American family physician. 2020. PMID: 31613567
  4. Afsaneh Sadeghzadeh-Bazargan, Mohammadreza Ghassemi, Azadeh Goodarzi et al.. Systematic review of low-dose isotretinoin for treatment of acne vulgaris: Focus on indication, dosage, regimen, efficacy, safety, satisfaction, and follow up, based on clinical studies.. Dermatologic therapy. 2021. PMID: 33085149. DOI: 10.1111/dth.14438
  5. イソトレチノイン 添付文書 – PMDA(医薬品医療機器総合機構)

ガイドライン・公的資料

  1. 日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023」
  2. Barbieri JS, et al. The Clinical Utility of Laboratory Monitoring During Isotretinoin Therapy for Acne and Changes to Monitoring Practices Over Time. J Am Acad Dermatol. 2019;82(1):72-79.
  3. Marzola E, et al. Real-World Safety of Oral Isotretinoin in Patients During Sunny Months: Retrospective Cohort Study. Dermatol Pract Concept. 2025;15(4):e20255612.
  4. He SX, et al. Isotretinoin Combined Laser/Light-Based Treatments Versus Isotretinoin Alone for the Treatment of Acne Vulgaris: A Meta-Analysis. J Cosmet Dermatol. 2025;24:e16639.
  5. Saluja S, et al. Isotretinoin study: Laser treatment safe one month post-treatment. Dermatology Times. 2017.

監修医師:吉井恭平(池袋サンシャイン通り皮膚科 院長)

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