池袋サンシャイン通り皮膚科の診療スペース
Prescription Medicine Guide

ストロメクトール(イベルメクチン)とは|疥癬への効果・飲み方・再診と家族対応

ストロメクトールは疥癬に使う内服の駆虫薬です。かゆみだけで診断せず、疥癬トンネルや顕微鏡検査などでダニを確認し、同居者・接触者と生活環境も含めて治療します。

イベルメクチン疥癬治療用内服薬(駆虫薬)疥癬治療薬池袋で相談
01

ストロメクトール(イベルメクチン)の位置づけ

体重に応じて内服する疥癬治療薬です。卵には効きにくいため、再診で新しい皮疹や虫体を確認し、必要時の再投与・外用治療を判断します。治療後もかゆみだけが数週間残ることがあります。

ストロメクトール錠3mgの公式製剤写真
製剤写真:オルガノン提供/くすりのしおり。処方される規格・包装は診察時に確認します。

薬のしくみ

疥癬虫の神経・筋に作用して麻痺させ、虫体を駆除します。虫卵への効果は限定的です。

一般名
イベルメクチン
分類
疥癬治療用内服薬(駆虫薬)
主な対象
通常疥癬、外用が難しい疥癬、角化型疥癬の併用治療
治療での位置づけ
確定診断と接触者対策を前提に使う全身駆虫薬
02

使い方と治療の組み立て

添付文書では体重に基づく用量を空腹時に1回内服します。再診で虫体・新生皮疹を確認し、追加治療の要否を判断します。

Before starting診断と適応を確認

通常疥癬、外用が難しい疥癬、角化型疥癬の併用治療に合うか、既治療・持病・併用薬を確認します。

During treatment指示された方法で続ける

添付文書では体重に基づく用量を空腹時に1回内服します。再診で虫体・新生皮疹を確認し、追加治療の要否を判断します。

Follow-up効果と副作用を同時に見る

症状が改善したかだけでなく、続けやすさ、検査値、副作用を再診で確認します。

治療の考え方確定診断と接触者対策を前提に使う全身駆虫薬として位置づけます。希望薬だけで決めず、同じ症状を起こす別の病気や、より負担の少ない治療がないかも診察で確認します。
03

診察での使い分け

同じ薬名で検索していても、症状・治療段階・持病によって適した方法は変わります。

表は左右に動かして確認できます

確認項目診療で見るポイント注意点
診断手指間、手首、陰部、体幹の皮疹と夜間そう痒を確認し、鏡検・ダーモスコピーを行います。湿疹や結節性痒疹との鑑別が重要です。
再評価1~2週後を目安に新生皮疹と虫体を確認します。かゆみだけで治療失敗と判断しません。
接触者同居者・濃厚接触者を同時に評価します。症状が乏しくても対応が必要な場合があります。
角化型隔離、複数回投与、外用併用、施設対応を検討します。通常疥癬と同じ扱いにしません。
04

副作用・受診の目安

薬の副作用と、もとの病気の悪化を分けて確認します。

起こりうる副作用
吐き気、下痢、めまい、発疹、肝機能異常などが報告されています。妊娠・授乳、低体重児、高齢者、肝疾患、併用薬を確認します。
早めに相談したい変化
高熱、意識の変化、呼吸困難、広範囲の水疱・粘膜症状、急速な全身悪化があれば直ちに受診してください。

自己判断で開始・増量・休薬・中止せず、処方元の指示に従ってください。

07

池袋でストロメクトール(イベルメクチン)を相談したい方へ

池袋駅東口・サンシャイン通り周辺でストロメクトール(イベルメクチン)を相談したい方に、診断・重症度・既治療・安全性を確認して適応を判断します。

診断を確認

症状、経過、検査、これまでの治療を確認します。

安全性を確認

持病、妊娠・授乳、併用薬、必要な検査を確認します。

再診を設計

効果判定と副作用確認の時期を決めます。

診察の結果、別の治療が適切と判断する場合があります。予約は処方を保証するものではありません。

外用の疥癬治療薬

内服薬だけでなく、全身へ塗布するフェノトリンローションも疥癬治療の選択肢です。

医療従事者向けここからは専門情報です

処方・鑑別・安全管理を確認するための情報です。患者さんは上部の患者向け説明をご覧いただき、薬の開始・変更・中止は自己判断せず診察時にご相談ください。

患者さん向け情報へ戻る ↑

FOR PRESCRIBERS / MEDICAL PROFESSIONALS

処方医向け:ストロメクトール(イベルメクチン)の医学情報

適応菌・感染巣、用法、安全性、治療終了を既存の医師向け情報と一次資料から確認します。

原因微生物、感染巣の処置、患者背景、治療期間を一体で評価し、反応不良時は漫然継続せず再評価します。 正確な効能・用法・禁忌は最新の電子添文・適正使用資料を優先してください。

最初の要点を開いています。見出しから「適応」「処方設計」「安全性」「再評価」「一次資料」を必要な順に確認できます。

適応判定適応と治療目標

疾患活動性、既治療、禁忌・相互作用、治療目標、再評価時期を具体化します。

適応と治療目標
臨床分布に加え鏡検・ダーモスコピーで虫体・虫卵・糞を確認し、通常疥癬と角化型疥癬を区別します。
適応判定導入前評価
導入前評価
体重、妊娠授乳、年齢、肝機能、神経症状、免疫抑制、施設・同居者曝露、併用薬を確認します。
再評価処方設計
処方設計
承認用法の200µg/kg単回を基本に、卵への効果を踏まえて再診を設定します。角化型では外用薬と反復投与を専門的に設計します。
モニタリングモニタリング
モニタリング
1~2週後に新生皮疹と鏡検所見を評価し、post-scabetic itchと活動性疥癬を分けます。
再評価中止・変更
中止・変更
虫体残存・新生皮疹・服薬不良・再感染を評価し、必要時に再投与や外用治療を行います。
適応判定エビデンスの読み方
エビデンスの読み方
国内疥癬診療ガイドラインと添付文書に基づき、確定診断、接触者の同時対応、角化型の強化治療を重視します。
適応判定主要文献からの要点
主要文献からの要点日本皮膚科学会疥癬診療ガイドラインとPMDA添付文書を参照し、薬剤情報だけでなく再診鏡検、接触者対策、治療後そう痒の鑑別まで含めています。
SOURCES一次資料・診療ガイドライン

本節は医療従事者の情報確認を目的とした整理です。実際の処方は最新の電子添文、適正使用資料、診療ガイドライン、患者背景および施設要件に基づいて判断してください。最終医学レビュー:2026年8月13日

08

監修医師

薬の基本情報だけでなく、選ぶ条件・避ける条件・改善後の出口まで確認しています。

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長 吉井恭平

MEDICAL SUPERVISOR

吉井 恭平

池袋サンシャイン通り皮膚科 院長

院長紹介・経歴を見る

監修医からのメッセージ

ストロメクトール(イベルメクチン)は、赤み・水疱・膿があるという理由だけで選ぶ薬ではありません。細菌・ウイルス・真菌・寄生虫など原因を見分け、必要に応じて検査、病変の処置、腎肝機能、薬剤アレルギー、併用薬を確認します。必要な薬を必要な期間だけ使い、反応不良時は漫然継続せず診断と治療を見直します。

このページで医学的に確認した3点
01原因の確認

感染の種類、鑑別、検査・培養の必要性

02安全な使用

用法、期間、患者背景、相互作用

03治療判定

改善・悪化時の中止、変更、追加処置

最終医学レビュー:2026年8月12日確認資料:PMDA電子添文・公的資料・診療ガイドライン
09

よくある質問

ストロメクトール(イベルメクチン)は希望すれば処方されますか?

希望する薬は診察で相談できますが、診断、重症度、既治療、持病、妊娠・授乳、併用薬を確認して適応を判断します。受診した場合でも必ず処方になるわけではありません。

効果はいつ判断しますか?

薬ごとに評価時期が異なります。自己判断で増量・中止せず、初回に決めた再診時期に症状、副作用、続けやすさを確認します。

副作用が心配な時はどうすればよいですか?

軽い変化でも気になる時は処方元へ相談してください。高熱、意識の変化、呼吸困難、広範囲の水疱・粘膜症状、急速な全身悪化があれば直ちに受診してください。

10

参考文献

  1. 日本皮膚科学会 疥癬診療ガイドライン
  2. ストロメクトール 添付文書
  3. ストロメクトール くすりのしおり

掲載内容は一般的な医療情報です。診断・処方・検査の要否は診察で判断します。